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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.10.30 17:32
更新日: 2020.10.30 17:34

TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM WedsSport BANDOH 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

2020 AUTOBACS SUPER GT Round6
FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE

■開催日 10月24日(土)公式予選、10月25日(日)決勝■開催地 鈴鹿サーキット
■入場者数 公式予選 9500人、決勝 1万9000人 大会延べ入場者数2万8500人

■公式練習、公式予選10月24日(土)【3番手】

天候:晴れ
コース:ドライ
気温/路面温度 Q1開始20℃/30℃、Q2開始20℃/27℃、Q2終了20℃/26℃(GT500時)

 前日の設営時には雨が降っていたが、公式練習、公式予選の行われる土曜日は朝から高く澄みきった秋の空のもと9:20から公式練習が始まった。今大会まではウエイトハンデが、獲得ポイント×2kgを搭載されるため、一番重量差のあるレースとなった。19号車は軽いウエイトのため、優勝候補に上がっていた。

 気温20℃、路温24℃のなか、国本選手から走りだした。タイヤはソフトとミディアムの2セットの確認。寒い鈴鹿でのデータは全く無い為、まずはタイヤ確認を国本選手が行った。やはり想定温度が難しく、タイヤの特性を更に探る為、マシン側の微調整をおこなった。タイムは全体で5番手は出したがトラフィックなどで他のチームのタイムもまだ思っいたより上がっていなかった。

 途中クラッシュした車両が出た為、赤旗中断したが、そのタイミングで宮田選手に交代し、ロングランの確認を進めていった。混走時間の終わる直前にトラブルも出たが、ピットには無事に戻り、占有走行に向けてセットを変更し、宮田選手が予選を想定してアタックをした。

 計測3周目にアタックを開始し、各セクター自己ベストタイムを更新していく、セクター3では全体ベストも出し、1分45秒462でトップタイムを叩きだした。その後、64号車がタイムを更新した為、2番手となったが、午後の予選に向けて期待のできる走行となった。

 公式予選は先に行われたGT300クラスの予選で赤旗中断があった為、6分遅れの14:39から行われた。1分ほどピットで待ち、コースへと向かった。タイヤに熱を入れいよいよアタックをというタイミングで23号車がコースアウトして、回収の為、赤旗中断に。

 14:58に残り時間5分で再開されると、既にウォームアップを終えているので、グリップの一番おいしいところを逃さないように計測1周目にアタック開始。28.828秒、17.423秒、39.038秒と公式練習でのタイムを各センター更新してくると、セクター4では19.747と全体でのベストを出し、1分45秒036のトップタイムを叩きだした。その後タイムを更新してくる車両はなく、Q1をトップで通過した。

 予選Q2は二度の赤旗により20分押しで15:31より行われた、開始早々コースインしていく車両もいたが、19号車WedsSport ADVAN GR Supraは1分30秒ほどピットで待ってからコースへと入って行った。アウトラップ後に1周のウォームアップを挟み、アタックを開始した。各セクターで自己ベストを更新してきたが8号車の出していたトップタイムには0.3秒ほど足らず3番手となった。前戦に続き2列目を獲得し、GR Supra勢、横浜ゴム装着マシン勢でのトップから決勝はスタートとなった。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)

●予選後コメント
国本雄資選手

「予選は3番手でした。予選Q1では莉朋選手が良いアタックでバトンを繋いでくれたんで、今回僕がポールを獲ると思って、気合が入っていたのですが、アタックに入った1コーナーで、パワステが効きづらい状況になってしまって、少し不安なままアタックすることになり、自分としては少し、悔しい予選となってしまいました。タイムも想定していたよりも少し、出ていなかったので、不本意な予選となりました。ただ、3番手で終えられたので、明日の決勝は良いバトルをして、そこから前の2台を抜いて、優勝できるように精一杯走りたいと思います。チーム一丸となって、がんばりますので応援よろしくお願い致します」

宮田莉朋選手

「予選3番手で終えました。練習走行からトラブルもありましたが、なんとか予選に向けて微調整をして、Q1を担当して、トップでQ2につなぐことができました。非常に僅差なタイムで、終えた予選ですが、明日の決勝もどうなるのかわからないので、とにかくプッシュして、トップで終えられるようにチームとともに頑張りたいと思います。引続き明日も応援よろしくお願い致します」

坂東正敬監督

「エンジニアのパフォーマンスと持ち込みタイヤのパフォーマンスをドライバーがうまく操ってくれてQ1トップ、Q2は3番手と言う形になりました。もちろんポールポジションを狙っていたので少し残念ですがパワステトラブルが出てしまいドライバーは不完全燃焼でした。しかしポジティブにGR Supraトップ、横浜ゴムトップだったので明日は2台抜いてトップでファンの皆様に感動を与えたいと思います」


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