フェラーリは先週、スペインのカタロニア・サーキットで実施した3日間のテストにおいて、ピレリの2025年型スリックタイヤ開発に協力し、バーレーンでのF1公式テスト開始前にシャルル・ルクレールとカルロス・サインツにスピード感を取り戻させたほか、2022年仕様の『F1-75』でセットアップテストも行った。これは現在マラネロで行われている『SF-24』のサーキットデビューに向けた準備に大いに役立つはずだ。
このテストでルクレールとサインツがドライブした『SF-23』は、空力、機械、電子的なセッティングに関しては、ピレリとの契約条件により昨シーズン末に使われたときとまったく同じ状態でなければならなかった。バルセロナでテストされた多くのプロトタイプ・スリックタイヤがどのように機能するか、ピレリが正確に理解できるようにするためだ。