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クルマ ニュース

投稿日: 2017.10.21 06:30
更新日: 2017.10.21 04:09

スポーティと快適性を両立した4ドアクーペ『アウディA7スポーツバック』発表

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クルマ | スポーティと快適性を両立した4ドアクーペ『アウディA7スポーツバック』発表

広範囲な電動化:快適性と効率を改善するマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステム

 新型Audi A7 Sportbackに搭載されるすべてのエンジンに、新開発のMHEVドライブシステムが搭載され、快適性と効率を高めています。2タイプのV6エンジンとの組み合わせでは、48ボルトの主電源を採用しています。

 リチウムイオンバッテリーとベルト駆動式のオルタネータースターター(BAS)の働きで、ブレーキング時には最大12kWという高いエネルギー回生を可能にしています。55~160km/hの速度で走行しているときには、フリーホイーリングモードでエンジンを止めてコースティング(惰性走行)することができ、BASを介して再スタートもスムーズに行えます。

 また、スタート/ストップ機能の範囲も大幅に広くなり、22km/h以下で作動可能になっています。標準装備のフロントカメラと連携することで、前のクルマが動き出すのを確認した場合は、まだ停止中であってもエンジンの再スタートを予測的に実施できるようになりました。MHEVテクノロジーにより、実際の走行条件で100km走行あたり最大0.7Lの燃料消費が削減されています。

 新型Audi A7 Sportbackは、当初3.0 V6 TFSIエンジン仕様が発売されます。排気音の抑制されたV6 ターボエンジンは、最高出力250kW(340hp)と最大トルク500Nmを発生させ、0-100km/hをわずか5.3秒で加速し、最高速度は250km/hに達します。新欧州ドライビングサイクル(NEDC)によるAudi A7 55 TFSIのベース車の燃料消費量は、100km走行あたり6.8L*で、CO2 排出量は154g*です。

 組み合わされるトランスミッションは、7速Sトロニックで、ultraテクノロジーを採用した4輪駆動システムは、状況に応じて後輪を駆動します。量産開始後、しばらくして別の6気筒および4気筒エンジンが追加される予定です。

*Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro S tronicの燃料消費量は、7.2–6.8l/100kmで、CO2排出量は、163–154g/kmとなります。
 (タイヤ/ホイールのサイズにより異なる)

 ボディの設計コンセプト:クーペ、セダン、アバントの特徴をひとつに
新型Audi A7 Sportbackは、様々なタイプのクルマの特徴を融合することで、ビジネスでもレジャーでも活躍する、ダイナミックでオールラウンドな資質を備えたモデルに仕上がっています。

 実際、新型Audi A7 Sportbackは、クーペのデザインとセダンの居住性、アバントの多用途性を同時に提供しています。インテリアでは、ダイナミックなルーフラインにも関わらず、さらに広くなったスペースと快適になったシートで乗員をもてなします。先代モデルのAudi A7 Sportbackと比較すると、室内長は21mm拡大され、後席のニールームにさらなる余裕が生まれています。後席については、ヘッドルームも広くなっています。またラゲージコンパートメントの幅も拡大されて、1,050mmが確保されるようになりました。

 すべて新しくなったシートのなかでも最上級のものが、多様な調整機構とベンチレーション/マッサージ機能を備えた前席のカスタマイズドコンツァーシートです。独立式のリヤシート(2+1のベンチシートも選択可)も、十分なスペースが確保され、非常に快適な設計になっています。

 その他、新型Audi A7 Sportbackでは、ハイテクなオプションも用意され、室内がより快適で便利な場所になっています。その一つのエアクオリティパッケージを選ぶと、微かな香りを漂わせるフレグランス ディフューザーと、イオン化装置、効率的な複合フィルターの働きにより、車内のエアクオリティが向上します。

 スチールとアルミの複合構造を採用し、アドオンパーツなどの大型コンポーネントをアルミ製にしたボディは、ハンドリングと快適性の向上に大きく貢献しています。新型Audi A7 Sportbackのボディはまた、捩じり剛性、エアロアコースティックス、エアロダイナミクスといった面でも優れた資質を有しています。騒音・遮音対策も改善され、ウインドノイズがほとんど聞こえない室内は非常に静かで快適です。

 様々な点で改善されたパノラミックガラスサンルーフは、きわめて大きなガラス面積を誇っており、キャビンにさらなる光を導きます。熱線入りのフロントウインドーやノズルを一体化したワイパーなどをオプションで選択することで、利便性を一層高めることができます。

 ダイナミックなエクステリアスタイルにもかかわらず、ラゲージコンパートメントは通常時でも535Lの大容量が確保されています。この容量は、リヤシートを折り畳めば、最大1,390Lまで拡大することもできます。
 
 今回、形状を工夫することで、オプションのスペアタイヤを搭載したモデルでも、ゴルフバッグを横にして2つ収納できるようになりました。リヤハッチゲートにオプションのセンサー制御機構を追加すると、足のジェスチャーによって自動的に開閉できるようになります。

 新型Audi A7 Sportbackはネッカーズルムのアウディ工場で生産されます。本国ドイツでは2018年2月末から販売が始まる予定で、ベース価格は67,800ユーロです。

*本リリースは、ヨーロッパ仕様に基づくAUDI AG配信資料の翻訳版です。


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