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国内レース他 ニュース

投稿日: 2024.04.26 15:00
更新日: 2024.04.30 14:42

ポルシェカレラカップジャパン2024 第2〜3戦(富士)プレビュー

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2024 第2〜3戦(富士)プレビュー

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第2戦および第3戦モービル1チャレンジを、富士スピードウェイ(静岡県)で 2024年5⽉2⽇(木)、3⽇(金・祝日)、4⽇(土・祝日)に開催いたします。

 開催24年目のシーズンを迎えたPCCJは、『911 GT3カップ(タイプ992)』導入3年目となり、4月5〜7日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのサポートレースで幕を開けた。『プロクラス(Pro)』『プロアマクラス(ProAm)』『アマクラス(Am)』と3クラスに区分され、プロクラスはオーバーオール(総合順位)ポイントのみ獲得し、プロアマクラスとアマクラスはオーバーオールとクラスポイントの両方を獲得する。

 第2〜3戦の舞台となる富士スピードウェイは、約1.5kmのメインストレート、タイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた全長4.563㎞の国際サーキット。見所のひとつは、メインストレート上の高速バトルから第1コーナーへのブレーキング勝負となる。ブレーキ性能が大幅に向上したタイプ992になり、1コーナーでは従来以上の激しいバトルが展開されている。そしてコース後半は、テクニカルコーナーが連続しているため、各ドライバーのマシンコントロールをじっくりとチェックしてもらいたい。

 なお、富士スピードウェイのPCCJコースレコードは2022年に近藤翼が記録した1分39秒768だが、3月に開催された合同テストでPCCJ初挑戦となる#60 伊東黎明が非公式ながら1分39秒653を記録している。それだけに今大会では、各クラスともにコースレコードの更新が期待される。

 F1日本GPのサポートレースとして鈴鹿で開催された開幕戦は、4人のドライバーがシリーズエントリーするプロクラスが激しいポールポジション争いを展開。最終的にポールポジションは、昨年スーパーGTのGT300クラスにフル参戦した経験を持つ#60 伊東が獲得。2番手はPCCJで優勝経験を持つ#7 山田遼、3番手は今年のポルシェジャパンジュニアドライバーである#91 平安山良馬、4番手は#66のリザーブとして参戦した藤波清斗、5番手は昨年のポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)GT3-Iクラスでチャンピオンを獲得した#90 呉良亮となった。決勝は、#60 伊東が安定した速さでポール・トゥ・ウインを飾ったが、各ドライバーとも僅差の戦いを繰り広げていたため、今回の富士では#7 山田、#90 呉、#91 平安山の巻き返しが注目される。

 プロアマクラスは、2015、2017年ジェントルマンクラスと2017年のシリーズ王者である#9 武井真司がロケットスタートで開幕戦を制したが、昨年の同クラス王者である#10 MOTOKIとベテランの#77 浜崎大は走り慣れた富士での独走を許さないだろう。それだけに予選から激しいタイムアタック合戦が予想される。

 また、アマクラスは昨年の同クラス王者で台湾から参戦する#88 タイガー・ウーが開幕戦で優勝を飾ったが、ベテランから新人まで実力を秘めたドライバーが多く参戦しているため、実力拮抗の戦いが繰り広げられるはずだ。

 PCCJ第2〜3戦富士⼤会のスケジュールは、5⽉2⽇(木)の8時〜8時45分に45分間の専有⾛⾏、11時〜11時30分に30分間の予選が1回行われる。そして決勝レースは、第2戦が3⽇(金・祝日)16時35分スタート(15周もしくは30分間)、第4戦モービル1チャレンジが4⽇(土・祝日)9時20分スタート(15周もしくは30分間)を予定している。

 なお、第2〜3戦の決勝レースはポルシェジャパン公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@PorscheJapanOfficial)にてライブ配信を予定している。


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