ポルシェジャパン株式会社（本社：東京都港区）とポルシェカレラカップジャパン（PCCJ）委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第2戦及び第3戦Mobil 1 Challengeの予選を、富士スピードウェイ（静岡県）で2024年5月2日（木）に開催しました。
天候：曇り 路面：ドライ 気温：17度 路面：20度（セッション開始時）
今シーズンのPCCJ開幕戦は、F1日本GPのサポートレースとして鈴鹿サーキットで4月5～7日に開催された。この開幕戦を制したのは、昨年スーパーGTのGT300クラスにフル参戦した経験を持ち、PCCJルーキーの＃60 伊東黎明であった。プロアマクラスは2015、2017年のジェントルマンクラス王者で、2017年にはシリーズ王者も獲得した＃9 武井真司が制し、アマクラスは昨年の同クラス王者である＃88 Tiger Wuが優勝を飾った。そして第2-3戦は5月2日の公式練習からスタートし、＃60 伊東が1分40秒725のトップタイムをマーク。プロアマクラスのトップタイムは＃9 武井で1分42秒023、アマクラスは2年振りのPCCJ参戦となる＃66 BANKCYが1分42秒386のトップタイムを記録した。
30分間で行われるPCCJ公式予選は、公式練習から約2時間後の11時にスタート。4周目から本格的なタイムアタックが開始され、まずは＃60 伊東が1分40秒468を記録してトップに。翌5周目には、ポルシェジャパンジュニアドライバーの＃91 平安山良馬が1分40秒417をマークしてトップとなる。ここで各車はピットへと向い、マシンのセッティング調整とタイヤ交換を行い、2回目のアタックに備える。残り10分を切ったところで各車とも最後のアタックを開始し、残り時間5分となったところで＃7 山田遼が1分40秒343を記録するが、すぐに＃60 伊東が1分40秒207で逆転し、開幕戦に続いてポールポジションを獲得。「今日はセットがうまく決まらず、思ったようにタイムを伸ばすことができませんでしたが、ポールポジションを獲れてホッとしています。決勝は連勝を飾れるように頑張ります」と、＃60 伊東は語る。
0.136秒差で2番手となった＃7 山田は、「開幕戦よりも伊東選手との差は縮まっていると思うので、決勝はスタートを決めて前に出たいと思います」と、決勝での逆転を狙う。3番手となった＃91 平安山は、「最初のアタックはコースインのタイミングも良くタイムを出せたのですが、2回目はタイミングが悪かったですね。でも、マシンの調子はいいので決勝はスタートから勝負していきます」と語る。
プロアマクラスは、＃9 武井（1分41秒320）と＃10 MOTOKI（1分41秒355）がクラスコースレコードをマーク。ポールポジションは0.035秒差で＃9 武井が獲得し、「予選2回目のアタックはプロクラスのドライバーに着いていきタイムが伸びました。決勝はMOTOKI選手を抑えて優勝できれば嬉しいですね」と、決勝に照準をあわせる。
アマクラスのポールポジションをクラスコースレコード1分41秒876で獲得した＃88 Tiger Wuは、「ニュータイヤでアタックした2回目に思った以上のタイムが出て、ポールポジションを獲得できたのは嬉しいです」と喜ぶ。
予選中のセカンドベストタイムで決定した第3戦Mobil 1 Challengeの予選結果は第2戦と同じく、総合は＃60 伊東、プロアマクラスは＃9 武井、アマクラスは＃88 Tiger Wuが、それぞれポールポジションを獲得した。
第2戦の決勝レースは3日（金・祝日）16時35分スタート（15周もしくは30分間）、第3戦Mobil 1 Challengeは4日（土・祝日）9 時20分スタート（15周もしくは30分間）を予定する。なお、決勝レースは下記のポルシェジャパン公式Youtubeチャンネルでライブ配信される。
第2戦ライブ配信URL（配信予定：5月3日 16時30分～）
https://www.youtube.com/watch?v=xdEv4SqKCew
第3戦ライブ配信URL（配信予定：5月4日 9時15分～）
https://www.youtube.com/watch?v=xf5fil4sqec
