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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.07.12 10:24
更新日: 2018.07.12 16:31

三浦愛 全日本F3選手権第3ラウンド富士 レースレポート

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国内レース他 | 三浦愛 全日本F3選手権第3ラウンド富士 レースレポート

2018 年7月8日(日) 晴れ
全日本F3選手権第6戦
富士スピードウェイ/4.563km
参加台数14台

#3 三浦愛 決勝結果 7位/34分14秒908

 この日の富士は、朝から快晴となった。午前9時頃、スーパーフォーミュラのフリー走行中に一時的に雨が降り出したものの路面への影響は少なく、午前10時15分スタートの第6戦も前日同様、ドライコンディションの下で行われた。

 今回の富士ではややフィーリングが合わないのか、第6戦でも得意のスタートダッシュは影を潜めることになった。そして8位スタートの三浦選手は、オープニングラップをひとつ順位を落とし9位で通過。2周目にもひとつ順位を落とすが、3周目にトラブルでストップしたマシンが出たためふたたび9位。

 21周という長いレースで体力的な負担を考えると、ここから先の浮上は難しいかと思われた。だがこのレースで三浦選手は、いつもの先行逃げ切り型ではないスタイルで順位を上げていくことになる。

 中団グループで勝負できるレベルのラップペースは序盤だけでなく、中盤に入っても続くことになった。7周目、8位の背後につけると、そこからは毎周のように1コーナーでオーバーテイクを仕掛け、13周目にはついに成功し8位に浮上。数周後には完全にライバルを突き放す。

 この時点で7位との差は大きく、さらなる反撃はならなかったが、20周目に前の1台が戦列を離れたため21周のレースを三浦選手は7位でフィニッシュ。入賞まであと1歩のところまで迫る今季最高位タイの順位をマークし、後半戦での入賞に希望をつないだ。

■三浦愛選手コメント

「今回の富士では、スタートのフィーリングに関しては今ひとつ。でもセットアップの方向は良く、今日は序盤から追い上げるレースができました。なかなか抜ききるまでには至らず、順位を上げるのに時間がかかってしまいましたが」

「その後は体力的に苦しかったものの比較的富士は負担が少なく、また木、金がウエットで疲労の蓄積が少なかったことも幸いし、チェッカーまでペースを維持することができました。もちろんトレーニングの成果もあったと思います」

「とにかく、やっと戦えたという感じのレースでした。まだまだ課題は多くあるものの、次の岡山に向けても良い流れが作れた週末になったと思います」


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