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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.10.18 15:38

三浦愛 2018全日本F3選手権第8ラウンド富士 レースレポート

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国内レース他 | 三浦愛 2018全日本F3選手権第8ラウンド富士 レースレポート

 

■三浦愛選手コメント

「スタートは今回失敗してしましたが、その後は路面状況が厳しいなかミスがなかったことで順位を上げていくことができました。また2周目以降はタイヤチョイスおよびセッティングの読みが外れたことで、ペースを上げていくのが難しかったです」

「もっと乾くと思っていたのですが、そうはならなかった。でも周りよりもグリップ感も安定感もない状況の割にタイムもそう落ちなかったし、多少バランスが悪いなかでマシンなりのパフォーマンスを出し切ることはできたと思います。今季最後のレースで悔いなく、精一杯の走りをすることができました。1年間応援いただき、有難うございました」

三浦愛(EXEDY B-Max Racing)
三浦愛(EXEDY B-Max Racing)

#3 三浦愛 2018シーズン成績
・予選最高位結果8位(第4戦、第6戦)
・決勝最高位6位(第13戦)
・獲得ポイント1
・ドライバーズランキング12位

■三浦愛選手コメント

「オフの期間にまったく走れていなかったので、開幕から2ラウンドあたりまでは体を戦える状態に戻すためのレースという感じになってしまいました。またマシンのセットアップについてもシーズンの最初の方は思うようにいかないことが多かったんですけど、徐々に気持ちを切り替えて、クルマに頼るのではなく自分の走りでどんな状況であってもクルマの最大限のパフォーマンスを出すということを意識するようになりました。そこが成長した部分だと思います」

「今年はF3を卒業するために結果を残すシーズンだと当初捉えていましたが、途中からはふたたび修行の1年にしようと頑張ってきました。今シーズンはコンディションのバリエーションがかなり豊富だったことで本番では異なると想定された場合でもそのコンディションでの走行を重ねスキルを上げることを意識して練習してきた結果、スキルも上がったと思うし自信もつきました」

「来年に関してはまだ何も決まっていませんが、フォーミュラで上を目指したいという気持ちに変わりはありません。これからもその目標を決して諦めることなく、F3でまずは結果を残した上でF3以上のカテゴリーにチャレンジし続けていきます」

■芹沢良一エンジニアコメント

「昨シーズンが終わってから今シーズンが始まるまでまったくクルマに乗っていなかったことで、三浦選手にはシーズン序盤ハンデがありました。走り込むことでカンをつかんでいくタイプなので、余計に苦しむことになったと思います」

「また上位勢のメンバーが異なっていて、今シーズンは去シーズンほどの結果を残すのはもともと難しかった状況でした。そのなかで一歩ずつでも前に進んでいこうと挑んでいったのですが、なかなか思うようにはいかなかったというのが正直なところ。でも彼女なりに一年間努力していった結果、自分が見る限りでは去年よりレベルは上がったと思います」

「モータースポーツの世界も例にもれず、女性は体力的な部分でハンデを抱えながら戦うことになります。今後も厳しい状況下で戦い続けることになりますがレースのセンスそのものはあるはずなので、今後も成長し続けていけると思います」


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