今年の日本GPには昨年以上のファンが来場しており、日本でのF1熱の高まりを感じさせる。そんな決勝レースを前に鈴鹿の桜が満開を迎えており、まさに花を添える形となった。予選では日本の若武者が入賞に向けて奮闘しサーキットを盛り上げる。そんなF1界の様子をSNSから見てみよう。
●ベッテル、BUZZIN’ CORNERの近況を報告
昨年の日本GPで鈴鹿サーキットの1コーナー内側に昆虫ホテルを建てたセバスチャン・ベッテルが、その近況を報告した。昆虫ホテルは現在、岡山県の山田養蜂場に移されたことが明かされている。ベッテルはこれからも生物多様性を啓蒙していくとのことだ。
●桜満開の鈴鹿
雨予報だった天候も晴れに変わり、サーキットの桜はこれ以上ない完璧なタイミングで満開を迎えることになった。桜吹雪の中を駆け抜けるF1マシンという唯一無二の景色が見られることに。
●世界一のファンたち
桜に加えてサーキットを彩るのが創造性に溢れた日本のF1ファンたちだ。F1公式Xアカウントがシーズン中にもっともファンをフィーチャーするグランプリでもあり、今年もユニークなファンたちが世界に向けて発信されている。
●RBの語学交換
ドライバーのホームレースでは現地のスラングや語学を紹介するのが恒例となっているRB、今回は角田裕毅から日本語の意味を当てるクイズが出題され、ダニエル・リカルドがそれに応えている。日本語を英語で説明するのにも役立つ内容だ。
●19万ピースのレゴ
メルセデスのフルスケールW14がレゴブロックで制作されたニュースは記憶に新しく、現在は鈴鹿サーキットでお披露目されている。19万ピースを用いて制作されているそうで、実車レゴシリーズの中でもかなりの数が使用された。
●ルクレールの悲痛な叫び/土曜日の様子
「ガレージで何をやっていたんだ」と無線で訴えるのはフェラーリのシャルル・ルクレール。ここまで一発の速さを見せていたがFP3ではタイムが上がらず苦戦。マシンが決まっておらず予選も不完全燃焼に終わってしまった。
その後にフェラーリの公式Xはこのような投稿をしていた。伏線をしっかりと回収していく。
ホームレースで入賞を狙う角田はしっかりとQ3進出に進出して10番手グリッドを獲得。本人曰く納得のいく走りではなかったそうだが、ファンの心に刻まれる予選となったのは間違いない。
チームも角田のQ3進出を喜ぶ。シェフの絵文字はもはやトレードマークと化した。
ポールポジションはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが獲得。これで開幕から4戦連続、このまま全戦でポールを獲ってしまいそうな勢いだ。
スターティンググリッドは以下のとおり。それにしても最年長のアストンマーティン、フェルナンド・アロンソの5番グリッド獲得は目を見張るものがあり引退の文字はまったく見えない。