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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.12 19:13

F1第7戦カナダGP 決勝トップ10ドライバーコメント

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F1 | F1第7戦カナダGP 決勝トップ10ドライバーコメント

■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=3位
 今日はタフなレースだった。ソフトに履き替えた時点では、このまま最後まで行くのが正解だと思っていた。しばらく(セルジオ・)ペレスに追い回された後、数周の間は少し引き離すことができたからだ。

 彼はタイヤで苦しんでいるように見えたんだけど、実際にはちょっとタイヤを休ませていただけだったようで、すぐに第二波の攻撃を始めた。僕の方は、特に最終セクターで、一切ミスができない状況に追い込まれた。ペレスがDRSを使って追ってきたら、抑え込むのは難しいからね。だから、絶対にミスをしないという意味で完璧に近いドライブを強いられたんだけど、路面のグリップは低かったし、風はものすごく強くて、それはもう簡単なことではなかったよ。
    
 とにかく、楽に3位を守れたわけではなく、チェッカードフラッグを見た時には、「ああ、これでやっとひと息つける」と思ったほどだ。

2017年F1第7戦カナダGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が3戦連続の表彰台を獲得
2017年F1第7戦カナダGP ダニエル・リカルド(レッドブル)が3戦連続の表彰台を獲得

(ポディウムで)またシューイをやるつもりは全くなかった。だけど、観客が口々にやれと言っているのが聞こえて、サー・パトリックも乗り気みたいだったから、それじゃあ、今回はやってもいいかな、と思ったんだ。実際、すごくいい感じだったと思うしね。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=4位
 スタートはあまりよくはなかったけれど、それほど悪くもなかった。マシンは好調だったから、今日は本当なら4位よりも上の結果を出せたはずだ。それははっきりしている。でも実際の順位はここなのだし、終わったことは仕方ない。ただ、マシンが強力だということは分かっている。

 スタートで、僕と(バルテリ・)ボッタスはイン側に行こうとしていたら、マックス(・フェルスタッペン)が外側から回りこんできた。でもこういうことも時にはある。

 その後、セーフティカーが出動していた時には、(フェルスタッペンが接触した際に起きた)フロントウイングのダメージがこれほどひどいと分からなかった。フルスピードで走るようになって初めて気付いた。

 ボディワークの他のパーツにもダメージがあった。それがラップタイム上、どれぐらいの影響があったのか、はっきりとは言えないが、金曜と土曜に走っていた時とはマシンの感触が違っていたのは確かだ。それでもペースはよかった。あと何周かあったら、表彰台をつかめたかもしれない。ここのトロフィーは素敵だったのにな……。それを手にすることを目標にしていたのに、届かなかった。でも僕らチームはさらに成長していくよ。

2017年F1第7戦カナダGP決勝 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はスタート直後に2番手に上がる
2017年F1第7戦カナダGP決勝 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はスタート直後に2番手に上がる

(スタートについて語り)マックスが来るとは思わなかった。僕はバルテリに集中していたんだ。前にはルイス(・ハミルトン)がいて、行き場がなかった。あそこでブレーキを遅らせたら、ルイスに突っ込んでしまっただろう。

 マックスはチャンスをつかんで、アウト側から前に出た。僕のフロントウイングを踏んでね。わざとやったとは思わない。普通、ああいうことをしたら自分のタイヤがパンクする。彼はパンクしないで済んでラッキーだったよね。

(セーフティカー出動時にウイング交換に入らなかったことについて)ターン6か7あたりで何かおかしいと感じたけど、セーフティカーが出動した。セーフティカー先導時は低速で走行するから、ダメージに気付きづらいんだ。あの時点で(ダメージに)気付いて、フリーストップをすべきだった。    


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