他の選択肢を選ばなかった理由として、レッドブルが提案した“エアロスクリーン”は、2016年ロシアGPのフリープラクティスでテストされたが、「一部のエリアではうまくいったものの、さらなるテストによってこのデバイスの有効性について懸念が生じた」とFIAは述べている。
シールドに関しては、「FIAは、2018年の導入に備え、今シーズン中にこのシステムのトラックテストを行うことを目指した。静止テストの後、シールドシステムは、2017年イギリスGPにおいて、セバスチャン・ベッテルのフェラーリに装着され、短いトラックテストが行われた。このテストのフィードバックから、システムに関して多数の限界が明らかになった」との説明がなされた。