■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=5位
すごく退屈なレースだった。クルマに枕があったら寝てしまったかもしれないぐらいだよ。
スタートでキミ(・ライコネン)についていこうとしたけれど、このコースではそれが難しくて、オーバーテイクするチャンスを見つけることができなかった。1.5秒差以内に入っても、それ以上前のマシンに近づいて追い抜くのは難しい。
レース中、自分のペースが良かったので驚いた。今週末はずっとマシンの感触が良くなくて苦労していたんだ。周回遅れに追いついて、少し前が空いた状態で走ったら、マシンの本当のペースを確認できた。かなり速かったよ。真のペースを発揮して戦うことができなかったのが残念だ。このサーキットで速さがあることは驚きだった。
全体的に見て、1年をいい形で終えることができたと思う。最後の2戦はパフォーマンスを最大限に発揮することはできなかったが、元々僕らが得意なサーキットではないから、それは予想していたことだ。今シーズンの後半、進歩することができたので、その調子で進歩することを目指して、引き続き努力していく。エンジンが向上すれば、来年はトップ勢に少なくとも近づくことはできるはずだよ。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=6位
ワクワクするようなレースだった! 特に1周目は面白かったし、ピットストップの直後にハースを抜かなければならない状況になった時も、すごくエキサイティングだった。何しろ向こうはストレートがメチャ速くて、僕の背後ではチェコ(セルジオ・ペレス)もチャンスをうかがっていたからね。それでも何とかうまく切り抜けて、まずまずの形でシーズンを終えることができた。
選手権6位はこのチームに相応しいポジションであり、この冬の間の士気を高めてくれる効果もあるだろう。シーズン後半戦では、いいパッケージを手にしていながら、何度かトラブルもあった。それを考えると、ポジティブな結果で1年を締めくくり、気分良くオフシーズンを迎えられるのは素晴らしいことだ。