■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=9位
僕らにとって重要なレースだった。このプロジェクトの最後のレースだから、いい形で締めくくりたかった。ポジションからするとそれほどわくわくするようなものではなかったが、前の(フェリペ・)マッサ、後ろのカルロス(・サインツ)と、面白いバトルをした。フェリペをアンダーカットしようとして、それはとてもうまくいったが、その後、ペースが上がらず、ほとんどずっと単独で走り続けた。それでも堅実なレースをしたと思う。スタートも戦略もうまくいき、2ポイントをつかむことができたので、ハッピーだよ。
今シーズン、そしてこの3年間は厳しいものだった。それでも僕はこのプロジェクトをとても誇りに思っている。リザルトの面では成功を収めることができず、期待したような成果を出せなかったけれど、全員が懸命に戦い、必死に取り組んだ。
これから僕らは別々の道を行く。ホンダの今後の成功を祈り、マクラーレン・ルノーのプロジェクトの幸運を祈る。それぞれがこれから新たな門出を迎えるのだ。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=10位
素晴らしい気分だ。自分が成し遂げた全てのことを、心から誇りに思うと言い切れる。この16年間を通じて最高のレースを何度となく経験し、パドックで素晴らしい人々に出会い、世界で一番速いドライバーたちとレースができた。これほど多くのことを経験できて、本当に幸運な人生だというのが正直な気持ちだ。数々の夢のような機会を与えてくれた家族と神様に感謝したい。
今日はいいレースができて、最初から最後までずっと戦っていた。残念なことに、ピットストップの後でひとつ順位を下げてしまったけど、全体としては十分に満足している。