今年は全コンパウンドが昨年より1ポジションずつ軟らかくなっただけでなく、ウルトラソフトよりも軟らかいハイパーソフトも投入されるため、ブレーキング時のブレーキロックは改善される見込みは十分ある。
ハースの速さを見て、ライバルチームは開発を急ピッチで進めてくるだろう。一方、ファクトリーのスタッフが全員で約110名という小規模チームのハースには、ライバルたちと同じ開発力はない。したがって、そのような状況で中団グループをリードするためには、ライバルたちが豊富なリソースでマシンを進化させて実戦投入してくる前が勝負。序盤戦でできるだけ多くのチャンスをモノにして、少しでも多くのコンストラクターズ選手権ポイントを獲得することとなる。
まずは開幕戦でハースがどんな走りを披露するのか? ファンだけでなく、F1関係者も注目している。