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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.22 13:56

モナコ、カナダGPで期待を下回ったメルセデスF1が現状に危機感。「すべての週末を全力で戦う」とウォルフ

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F1 | モナコ、カナダGPで期待を下回ったメルセデスF1が現状に危機感。「すべての週末を全力で戦う」とウォルフ

 メルセデスF1チームのトップであるトト・ウォルフは、チームにはモナコGPやカナダGPのような期待はずれのレースをする余裕は、これ以上ないと述べている。

 モナコはメルセデスにとって以前から相性の悪いコースだったが、チームがモントリオールで苦戦したことはまさに驚きだった。ルイス・ハミルトンは直近3回のカナダGPで優勝した経験を持つにもかかわらず、今回は5位まで順位を落としている。

「カナダGPの週末は我々の期待に沿うものではなかった。過去にモントリオールは、我々が優勝を目指して戦えるコースだった。だが今年は土曜も日曜もパフォーマンスに欠けていた」とウォルフは述べている。

「この週末を分析し、なぜもっとパフォーマンスを発揮できなかったのかについては理解したが、ポイントを取り損ねたという事実を変えることはできない」

 ハミルトンはドライバーズ選手権での首位の座を1ポイントの差で失った。しかしバルテリ・ボッタスがカナダGPで2位を獲得したおかげで、メルセデスは今もコンストラクターズ選手権トップの座を維持している。

 しかし勝利宣言をするにはあまりにも接戦であり、2018年の残り14戦でメルセデスがこれ以上失態を演じた場合、タイトル防衛のチャンスを失う可能性があることを、ウォルフは強く感じている。

「今シーズンの戦いは激しい。我々はレースに勝つために毎週末パフォーマンスをフルに発揮し、チャンピオンシップを賭けて戦わねばならない」とウォルフは語る。

「過去にこのチームは、障害を克服する能力があることを証明してきた。今回も同じようにも克服するために、懸命に取り組んでいるところだ」

「我々は今年エキサイティングな挑戦に直面しているが、全力を尽くす」

 まずはフランスGPだ。フランスGPは10年以上にわたって開催されておらず、ポール・リカールでのレースは1990年以来のこととなる。つまり各チームは何が有効で何がそうでないかについて、手がかりをほとんど持っていないということだ。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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