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F1 ニュース

投稿日: 2018.08.29 07:00
更新日: 2018.08.28 18:01

F1ベルギーGPの大クラッシュで実証された“ハロ”の有用性

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F1 | F1ベルギーGPの大クラッシュで実証された“ハロ”の有用性

 いまだに有用性を疑問視されているコクピット保護デバイス“ハロ”だったが、第13戦ベルギーGP決勝レースの大クラッシュでその有用性が実証された。

 スタート直後に起きた今回のクラッシュでは、1コーナーのラ・スルスでルノーのニコ・ヒュルケンベルグがマクラーレンのフェルナンド・アロンソに追突した。その勢いで弾かれたアロンソのマシンが、ザウバーのシャルル・ルクレールの真上を通過。アロンソのマシンの前輪がルクレールのハロに接触しながら飛び越えていったのだ。

 仮にハロがなかったとしたら、ルクレールは大けがを負ったか、あるいはもっと悪い結果につながっていた可能性もある。

 ルクレールは「衝撃を感じた。後から映像を見たらかなりひどかったね。僕にとって今回の結果はラッキーだったよ」と語る。

「たくさんのメッセージをもらった。僕の母は何度も電話をかけてきたよ。みんなとても心配してくれていた」

 図らずもルクレールに被害を与えてしまった当事者であるアロンソは、ハロがドライバーを守ったことについて、ルクレール同様に喜んでいる。

「ハロが装着されていて本当に良かった。映像を見るかぎり、彼の身を守る助けになったと思う」とアロンソは語った。

オープニングラップで起きた大クラッシュ

■今回のクラッシュについて近日中に検証へ


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