事故直後は自らマシンを降り、歩いてレスキューチームの元に向かったマクローリンだが、今回のアクシデントは「キャリアでもっとも大きな“一撃”だった」と振り返った。
「まともに正面から(バリアへ向かって)いったからね。幸運なことに、NZでモータースポーツを始めて以降これまでキャリアの大部分でこうした大きな事故は経験してこなかったけど、今回は最大級の衝撃だった」
「マシンのセーフティケージやタイヤバリアはいつもどおり機能してくれて本当に助かった。でも、マシンはいとも簡単にグラベルトラップを飛び越えて滑走していったよ」
その他、マクローリンに次ぐ7番手タイムは、ルーキー最上位となるテクノ・オートスポーツのジャック・ルブローク(ホールデン・コモドアZB)、8番手にRBRAの王者ジェイミー・ウィンカップが入り、最後のトップ10圏内となる9、10番手には今季からティックフォード・レーシングに改称したフォード陣営のキャメロン・ウォーターズ、マーク・ウインターボトムのファルコンFG-Xが続いている。
また今季からエキシビジョン戦でなく正式なシリーズの1戦として開催されるF1オーストラリアGP併催イベントのシーズン第2戦は、週末のタイムスケジュール上で夕刻スタートの”トワイライト・レース”となることがアナウンスされ、こちらもVASCとして初の試みとなる週末4レースの開催が予定されている。