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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.06.30 01:17
更新日: 2019.09.01 10:56

今季初優勝の松下信治が歓喜の雄叫び「最高のマシンだった、本当にうれしいよ!」/FIA-F2第6戦オーストリア レース1【詳報】

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海外レース他 | 今季初優勝の松下信治が歓喜の雄叫び「最高のマシンだった、本当にうれしいよ!」/FIA-F2第6戦オーストリア レース1【詳報】

 そこに伏兵として登場したのが5番手スタートのルカ・ギオット(ユニヴィルトゥオーシ)。33周目には松下の後ろ1.2秒まで接近。レースは終盤に向けて混沌としていく。

 34周目、松下とギオットがマゼピンをパス。トップのデ・フリースに続いてそれぞれ2番手、3番手へ浮上。

 そして35周目、松下がホームストレートエンドでデ・フリースをインから抜きついに首位へ浮上。タイヤが厳しいデ・フリースはギオットにもパスされ3番手まで後退した。

 一時はギオットの勢いが勝るもタイヤを温存していた松下はマージンを維持しそのままトップチェッカー。

 F2復帰後初優勝、2017年のハンガリー戦以来の勝利となった松下は「僕のレースキャリアの中で最高のマシンだった、本当にうれしいよ!」と無線で雄叫びをあげた。

 パルクフェルメにマシンを止めた松下にはホンダF1の山本雅史マネージングディレクターも祝福に駆けつけ、国歌斉唱では君が代を目を瞑って聞き入った。

 インタビューで松下は「昨日のフリー走行から感触が良かったのでチャンスがあると思っていました。決勝ではタイヤを交換した後は(タイヤを)セーブしながら走りました。なので終盤に余力を残せたのかなと思います」と英語で回答。

「チームの素晴らしいサポートに感謝したい、今日は本当に最高の日です」と改めて喜びを表現した。

 なお2位にはギオット、3位にはデ・フリースが入っている。

 ポイントランキングはデ・フリースが141点でトップ。ニコラス・ラティフィ(ダムス)が111点で2番手、セルジオ・セッテ・カマラ(ダムス)が92点で3番手につけている。

 レース2は日本時間6月30日(日)18:00から行われる。

優勝した松下信治(カーリン)へ山本雅史MDも祝福に駆けつけた

FIA-F2第6戦オーストリア レース1 松下信治(カーリン)

■FIA-F2第6戦オーストリア 決勝レース1 リザルト

Pos. No. Driver Team Time/Gap SP
1 2 松下信治 カーリン 40Laps 4
2 8 L.ギオット ユニ ヴィルトゥオーシ 2.963 5
3 4 N.デ・フリース ART 10.428 1
4 19 A.ユベール BWTアーデン 10.786 2
5 5 S.セッテ・カマラ ダムス 12.720 9
6 7 Z.グアンユー ユニ ヴィルトゥオーシ 15.514 3
7 1 L.デルトラズ カーリン 16.541 8
8 16 J.キング MPモータースポーツ 22.321 15
9 6 N.ラティフィ ダムス 23.184 6
10 15 J,エイトケン カンポス 32.919 14
11 12 J-マヌエル・コレア ザウバー・ジュニアチーム 35.892 13
12 3 N.マゼピン ART 35.988 12
13 20 G.アレジ トライデント 39.890 16
14 11 C.アイロット ザウバー・ジュニアチーム 46.138 10
15 14 A.マイニ カンポス 49.454 18
16 21 R.ティベタ トライデント 1’10.057 19
17 10 S.ゲラエル プレマ・レーシング 1’15.742 11
18 18 T.カルデロン BWTアーデン 1’16.586 20
19 9 M.シューマッハー プレマ・レーシング 1Lap 7
20 17 P.オワード MPモータースポーツ 1Lap 17

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