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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.03.31 19:15
更新日: 2017.03.31 19:17

WRC:トヨタ、第4戦で『1万コーナーのラリー』に挑む。ラトバラ「フィーリングはいい」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、第4戦で『1万コーナーのラリー』に挑む。ラトバラ「フィーリングはいい」

 2017年からWRC世界ラリー選手権に復帰参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRT。チームが挑む次なる戦いは4月6~9日に行われるターマック(舗装路)イベント、第4戦ツール・ド・コルスだ。トヨタは2台のヤリスWRCを投入し、4戦連続の完走を目指す。

■『1万コーナーのラリー』の異名を持つ伝統的1戦

 3月10~12日に行われた第3戦メキシコから約1カ月のインターバルで行われるツール・ド・コルスは、地中海西部に位置するフランス・コルシカ島が舞台の1戦。今季初の本格的なターマックイベントだ。

 WRC開催初年度の1973年からシリーズに組み込まれるなど、長い歴史を持つツール・ド・コルスでは、スペシャルステージ(SS)の多くが道幅が狭く険しい山岳地帯に設定される。タイトコーナーが連続することから、『1万コーナーのラリー』とも呼ばれるほど。

 コース脇には岩や断崖絶壁が迫るなど、エスケープゾーンはほとんどなく、また路面の舗装も平坦な箇所や舗装が崩れている箇所が混在。同じアスファルト路面とは言え、サーキットとは異なる難関がドライバーたちを待ち構える。

 2017年のツール・ド・コルスは、3日間合計で全10SSの構成。他大会よりも少ない設定だが、50km前後のロングSSが多いため、合計距離は316.80km、総走行距離は1080.73kmにも及ぶ。

 チームのエース、ヤリ-マティ・ラトバラは2015年にツール・ド・コルスで総合優勝を飾っているほか、フランス・アルザス地方で行われた2014年ラリー・フランスも制するなど、フランス戦との相性はいい。また、チームメイトのユホ・ハンニネンも2008年大会でクラス1位を獲得している。

 前戦ラリー・メキシコに続き、新たな戦いに挑むトヨタは、ラリー本戦に向けて3月下旬にコルシカ島で事前テストを実施。2日間を走り込み、マシンをツール・ド・コルス仕様に仕上げたという。

■トミ・マキネン「今回のラリーに向けて、ポジティブなことがたくさん」


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