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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.06.03 10:15
更新日: 2017.06.03 10:24

村の電力をまかなえる!? ポルシェとル・マン24時間に関する『36』の興味深い数字

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ル・マン/WEC | 村の電力をまかなえる!? ポルシェとル・マン24時間に関する『36』の興味深い数字

8

効率性に関するレギュレーションにおいて、8メガジュール(MJ)が1周あたりのエネルギー回生システムからの最大エネルギー量。8MJを選択した最初のマニュファクチャラーがポルシェ。919が多くの電気エネルギーを使えば使うほど、消費燃料が減る。

10

2015年6月10日の午後10時、ニール・ジャニが最初のル・マン予選のスタートを切った。ジャニのラップタイム3分16秒887は現在までの最速記録。

12

ル・マン24時間のほぼ4週間前の2017年5月23日に12名のスタッフがポルシェのLMP1ピットボックス裏の2階建て鋼鉄製ホールの建設を開始した。5月30日、レースカーとすべての機材を積んだ8台のセミトレーラーが到着し、6月4日のテストデーには、すべての準備が整う予定だ。

14

24時間のレース中、それぞれの919ハイブリッドはおよそ14ギガバイトの走行データを送信する。

15

2014年、シルバーストーンにおける919ハイブリッドの初レース15分前、チーム監督のアンドレアス・ザイドルは、名言にひっかけたジョークで緊張感を和らげた。

「この一歩は人類にとっては小さな一歩だが、ポルシェにとっては偉大な飛躍である。2台のLMP1カーをグリッドに並べたのだから!」

アンドレアス・ザイドル
アンドレアス・ザイドル

19.9

ホイールとタイヤの合計重量は19.9kg。メカニックのライナー・ミュールホイザーは、使用済みのホイールの取り外しと未使用品の取り付けの作業をそれぞれ片手でこなす。WECのシルバーストーン開幕戦で彼がこれを披露して以来、他チームのピットレーンメカニックは同様の技術の習得に励むようになった。

ピットインする919ハイブリッド。左端がライナー・ミュールホイザー
ピットインする919ハイブリッド。左端がライナー・ミュールホイザー

20

2014年のレースで20時間経過後、カーナンバー20の919が先頭に立った。しかし、マーク・ウエーバーが最終スティントを開始してから20分後に、エンジントラブルが発生し、ピットに戻ることになってしまった。さらにその20分後にはカーナンバー14のギアボックスが故障してしまった。

20:32

2013年9月9日20時32分、暗闇の中でマーク・ウエーバーがそれまで走行したことのなかったサーキットで、LMP1カーによる最初の周回を開始した。このポルティマオでのテストはポルシェにとってターニングポイントになった。ポルシェは当初、919ハイブリッドのV4エンジンによる振動に悩まされていたが、この日を境に改善が進み12月までに問題は解消された。

ポルティマオでテスト中のポルシェ919ハイブリッド
ポルティマオでテスト中のポルシェ919ハイブリッド


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