500
919の後輪を駆動するガソリンターボエンジンの最高出力は500PS。
919
919ハイブリッドは、LMP1カーとして唯一、ブレーキング中だけでなく、エキゾーストエネルギー回生によって加速中にもエネルギーを回生する車両。
1900
1900年、フェルディナンド・ポルシェは、シリアル方式のハイブリッドドライブを搭載した最初の車両を製作した。その“Semper Vivus”という名は「常に活動的」という意味。2基の内燃エンジンで発電機を駆動して、ホイールハブに組み込まれたふたつのモーター(それぞれ20A、90V)と1つのバッテリーに常に電気を供給する。1901年のゼメリング・ヒル・クライム・レースで、その改良版のローナーポルシェ・プロトタイプが電気自動車のベストタイムを軽々と叩き出した。その後、2シーター・エレクトリック・コンパクトカーが少数生産された。
2013
2013年、最初の919ハイブリッドのテストカーのコクピットの換気の悪さに耐えかねて、ニール・ジャニが「ドライバーがおならをしたら、2時間は臭い続けるだろう」とコメントした。
22,984
2016年ル・マン24時間レースにおけるポルシェ919ハイブリッドのシフトチェンジは、22,984回だった。
62,000
テストおよびレースウィークエンドでの合計走行距離321,000kmで、ポルシェ919ハイブリッドのふたつのエネルギー回生システム(フロントアクスルのブレーキエネルギーおよびエグゾーストエネルギー)は62,000 kWhの電気エネルギーを発生させました。919ハイブリッドが発電所だったとすれば、15世帯(1世帯4人)の小さな村の電気を1年間賄うことができる。
120,000
エグゾーストシステムには120,000rpm以上の回転数のタービンが備えられ、ジェネレーターを駆動する。低回転域でもエネルギーを回生するため、タービンは可変ジオメトリとなっている。代わりに、ターボチャージャーにはVTGは採用されていない。
128,000
2014年はじめから2017年5月末までのレース(プラクティスと予選を含む)で、さまざまなバージョンのポルシェ919ハイブリッドが走行した距離は128,000km。
193,000
2013年からのテストも含めると、その距離は193,000kmになる。
243,000
2016年のル・マンにおいて23時13分に突然故障するまでに、ポルシェ919ハイブリッドのウォーターポンプが記録した走行距離は、243,000kmだった。1時56分にベルンハルト/ハートレー/ウエーバー組は、トップグループから39周遅れでレースに復帰した。
(ポルシェジャパン発行のプレスリリースより)