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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.03.19 14:23
更新日: 2018.03.19 14:35

IMSA:マツダ、58周に渡って首位走行も表彰台目前でトラブル発生。「悔しいが収穫も多かった」

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ル・マン/WEC | IMSA:マツダ、58周に渡って首位走行も表彰台目前でトラブル発生。「悔しいが収穫も多かった」

 レース序盤のトラブルで一時は総合15番手まで順位を下げた77号車マツダは、その後順調に走行を重ね、レース途中にはジャービスのドライブでファステストラップをマーク。最終的に総合8番手まで順位を戻し今季初完走を果たした。

 ジャービスは「序盤のタイムロスを挽回するため、僕たちはプッシュし続けた」とコメント。

「今日のクルマは本当に素晴らしいパフォーマンスを発揮したと思う。マツダRT24-Pの競争力は確かであり、デイトナから大きな進歩を遂げているんだ。今回のトラブルもすぐに解決できると思うよ」

 2台が揃って完走を果たし、そのうちの一台は優勝争いを繰り広げたレースをドゥーナンは次のように振り返った。

「マツダチーム・ヨーストにとって、今日は信じがたい一日となった。私達がトップ争いをし、さらに長い間レースリーダーとなり、ファステストラップを記録。さらに素晴らしい燃費を実現するとは、誰が想像しただろうか」

「私はこのチームと、今日のパフォーマンスを支えてくれたすべてのテクニカルパートナー達を誇りに思う。デイトナ以後、我々は大きな進化をとげたのだ」

「今回のレースでは、いくつかの逆境を克服しながら、最高のパフォーマンスを見せたドライバーの頑張りに心から感服している。レースの最終局面で優勝のチャンスを逃してしまったが、これにめげず、また上を向いて行きたいと思っているよ」

“耐久王”とも称されるヨースト・レーシングとのコンビネーションで迎えた第2戦において、優勝を争える高いパフォーマンスの一端を見せつけたマツダチーム・ヨースト。約半年ぶりの表彰台獲得は夢と消えたが、ふたたびポディウムをかけて争い、その頂点に立つ日はそう遠くないと感じたスポーツカーファンは多いのではないだろうか。

 マツダチーム・ヨーストの次なる戦いは4月13~14日、カリフォルニア州のロングビーチ市街地で行われるシリーズ第3戦ロングビーチ。このレースは2時間45分のスプリントレースとして行われる。

マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P
マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P
マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P


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