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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.25 06:40
更新日: 2019.06.24 16:54

ブランパンGTアジア:ポルシェ勢躍進の第3大会鈴鹿。木下&砂子組BMWが母国ウインで4勝目

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ル・マン/WEC | ブランパンGTアジア:ポルシェ勢躍進の第3大会鈴鹿。木下&砂子組BMWが母国ウインで4勝目

 ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアは6月22~23日、第3大会が鈴鹿サーキットで行われ、アブソリュート・レーシングのタナート・サティエンティアクール/フィリップ・ハンプレヒト組911号車ポルシェ911 GT3 Rが第5戦を制した。翌日に行われた第6戦は、クラフト・バンブー・レーシングのジェフリー・リー/アレッシオ・ピカリエロ組88号車メルセデスAMG GT3が優勝を飾っている。

 鈴鹿、富士と続くブランパンGTワールドチャレンジ・アジアの日本ラウンド2連戦。その第1ラウンドとなる鈴鹿での第5戦は土曜の13時40分に戦いの火蓋が切って落とされた。

 スタートではポールシッターのアウディスポーツ・アジアチーム・アブソリュート・レーシングの12号車アウディR8 LMSに、2番手から好ダッシュをみせたサティエンティアクール駆る911号車ポルシェが並びかけ2台が並走状態で1コーナーに侵入していく。しかし、ここはイン側を守ったアウディの勝ち。その後は12号車を繰るマーティン・ランプがセーフティリードを築いていく。

 スタートから20分後、トップを悪夢が襲った。後続に約5秒差をつけ快走を続けていた12号車アウディがパンクチャーによりスローダウン。緊急ピットインを余儀なくされ勝負権を失ってしまう。

 アウディに代わって首位に立った911号車ポルシェはレース折り返し間際に規定のピットインを済ませると、順位を維持してコースに復帰。レース後半は約10秒のギャップを活かした危なげない走りで約30分を走破し、スタートから60分後のチェッカーフラッグをトップで受けた。
 
 2位は5番手スタートからピットアウト後に2番手に浮上した912号車ポルシェ911 GT3 Rがつけ、アブソリュート・レーシングがワン・ツー・フィニッシュを達成。3位にはARN Racingの永井宏明/上村優太組8号車ポルシェ911 GT3 Rが入った。
 
 GT4 AmクラスはBMW Team Studieがポールからスタートして序盤戦をリードしていく。81号車BMWは木下隆之から砂子塾長にバトンをつないだレース後半もトップを走るが、チェッカーまで残り15分というところで2番手を走っていたクラフト・バンブー・レーシングの77号車メルセデスAMG GT4にヘアピンで追突されスピンを喫する。

 このアクシデントで左リヤタイヤを損傷した81号車はピットインを強いられ、その後レースに復帰するも6位でのチェッカーに。優勝はトップ2台の脱落によって漁夫の利を得たアブソリュート・レーシングのアンダーソン・タナト・ヘ/マーク・ウイリアムソン組89号車メルセデスAMG GT4に渡っている。

■日曜の第6戦でBMW Team Studieが雪辱果たす

第5戦鈴鹿を制したアブソリュート・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 R
第5戦鈴鹿を制したアブソリュート・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 R
アブソリュート・レーシングの912号車ポルシェ911 GT3 R
アブソリュート・レーシングの912号車ポルシェ911 GT3 R
ARN Racingの8号車ポルシェ911 GT3 R
ARN Racingの8号車ポルシェ911 GT3 R


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