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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.02.19 15:05
更新日: 2020.02.19 15:18

WEC:プジョー、ル・マン・ハイパーカーから“LMDh”への切り替えも検討へ

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ル・マン/WEC | WEC:プジョー、ル・マン・ハイパーカーから“LMDh”への切り替えも検討へ

 プジョーは近年、電気自動車市場で存在感を示しており、同社の製品ラインアップには現在2台のフルEVと、3台のPHEVプラグインハイブリッドモデルがある。

 また、同ブランドはかつて、ル・マンを制した『908』のハイブリッドバージョンを開発していたが、2012年のWECシーズン開幕直前にプロジェクトが中止されている。

「プジョースポールの戦略は純粋なICE(内燃機関)から電気自動車へのエネルギー転換である」とフィノーは述べた。

「私たちの提案は低公害車が運転の楽しさや、運転する喜びを提供できることを実証することだ。プジョースポール・エンジニアリングラインでそれを行っていく」

「それを象徴する方法として、スポーツカープログラムをハイブリッドカーで行うことにしたんだ」

 なお、フィノーの話では、LMDhカーがWECとIMSAの両シリーズにどれだけ適しているのかはプジョーの判断要因の中心にはないようだ。

 1月に行われたACOとIMSAの合意発表後もフランスのメーカーは、そのベンチャーをWECプログラムとして言及し続けている。

「アメリカでレースをするのは面白いかもしれないが、それは(LMH又は、LMDhで行う)我々の決定事項ではない」とフィノーは説明した。

「先程も述べたように、私たちの決定はマーケティングの効率とBoPの公平性に基づいて行われるんだ」

「北米シリーズ参戦はチャンスかもしれないが、今のところプログラムの枠内に入っていない。可能であるならば歓迎するよ。しかし、それは私たちが決断することではないんだ」

プジョーのプラグインハイブリッド3車種。左から508SW、508、3008
プジョーのプラグインハイブリッド3車種。左から508SW、508、3008
エストリルでテストを行ったプジョー908 HYbrid4。2012年のWECに登場するはずだったがプジョーのLMP1撤退によりお蔵入りに
2011年にエストリルでテストを行ったプジョー908 HYbrid4。2012年のWECに登場するはずだったがプジョーのLMP1撤退によりお蔵入りに


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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