autosport webでは文字はもちろん、写真も交えながら、さまざまなニュースをお届けしてまいりました。今回は2020年シーズンにお届けした写真のなかから、カテゴリ別に反響の多かったものをお届けします。
このページではル・マン24時間レースやWEC世界耐久選手権などのル・マン/WECカテゴリーと、WRC世界ラリー選手権などのラリー/WRCカテゴリーのトップ5をご紹介。
■ル・マン/WECカテゴリーフォトランキング
第5位:『マツダ787B』のエンジン分解
まず第5位となったのは、1991年のル・マン24時間レースで日本車初の総合優勝を成し遂げた『マツダ787B』の4ローター・ロータリーエンジン“R26B”の分解シーンでした。
総合優勝を飾ったマシンそのもののエンジンを、ジャーナリストや報道メディアが見守るなか完全分解し、その中身を全部見せるという驚きの広報イベントでのワンシーンですが、非常にインパクトを与えてくれる写真です。
■記事はこちら:ル・マン24時間で優勝した『マツダ787B』のエンジンを分解。前代未聞の解体ショー顛末記
第4位:マツダチーム・ヨーストのマツダRT24-P
第4位には、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2020年シーズン開幕戦として行われたデイトナ24時間レースから、総合2位を獲得したマツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-Pが登場。
7号車のマツダRT24-Pは予選でポールポジションを獲得し、序盤もレースをリードしましたが、総合優勝には惜しくも届かず2位フィニッシュとなり、表彰台を獲得しました。
■記事はこちら:小林可夢偉、日本人初デイトナ24時間連覇! マツダ振り切り10号車キャデラックが2年連続優勝
第3位:BMWの新型『M4 GT3』
続いて第3位には、ドイツの自動車メーカー、BMWが8月20日にお披露目した新型GT3マシン『BMW M4 GT3』の“フロントグリル”がランクイン。
この新型GT3マシンのデリバリー開始は2022年と計画されていますが、やはり注目は、最近のBMWの市販車と同じようにかなり縦に拡大されたキドニーグリルでしょうか。
■記事はこちら:BMW、直6ツインターボ搭載の新型GTカー『M4 GT3』を先行披露
第2位:プジョーLMHマシンのイメージ
第2位にランクインしたのは、プジョーが正式に開発をアナウンスしたル・マン・ハイパーカー(LMH)車両のシルエットイメージとなりました。
久々に耐久レースへの復帰を果たすプジョーですが、フランスの石油大手トタルとともにLMHカテゴリーのマシンを新たに開発し、2022年にデビューを迎えることになります。マシンのお披露目と活躍が楽しみですね。
■記事はこちら:プジョー、トタルとともにル・マン・ハイパーカー開発を正式アナウンス
第1位:トヨタのハイパーカー『GR Super Sport』
映えある第1位には、TOYOTA GAZOO Racingが開発中のハイパーカー『GR Super Sport(仮称)』が輝きました。
第88回ル・マン24時間レースの決勝を前にデモ走行を行ったGR Super Sport(仮称)の開発中モデル。アレックス・ブルツ、村田久武チーム代表が特別にオープン仕様にされたマシンに乗り込み、トロフィー返還を行ないました。こちらも正式なお披露目が楽しみなマシンですね。
■記事はこちら:ル・マン24時間:トヨタが開発中のハイパーカー『GR Super Sport(仮称)』がサルト・サーキットを走行