投稿日: 2020.06.01 18:40
更新日: 2020.06.02 13:04

【動画】平川&キャシディがGT SPORTで一般ユーザーと対戦。ふたりのペダル捌きにも注目


 レッドブルは5月29日、「#おうちでレーシング」 をテーマに開催されたオンライン・バーチャルレースイベント『Red Bull Beat The Pro(レッドブル・ビート・ザ・プロ)』エキシビジョンレースの模様を収めた日本語実況解説付き動画を公開した。このレースには全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGT GT500に参戦している平川亮とニック・キャシディが参加している。

 グランツーリスモSPORTのプレイヤーと、ふたりのレッドブルアスリートドライバーによる一夜限りのオンラインレースが5月16日、富士スピードウェイを舞台に行われた。
 
 このイベントはレッドブルが主催するオンラインレースイベントで、今回のエキシビションマッチには4月29日~5月6日に実施された鈴鹿サーキットでのタイムアタックイベントで上位タイムを記録した12名が参加。プレイヤーたちは現役スーパーフォーミュラドライバーである平川と王者キャシディを相手に『SF19』によるワンメイクレースで勝負を挑んだ。
 
 12周で争われたレースでは、2番手の座を守った平川とは対照的にポールシッターのキャシディはスタートで出遅れると、直後の1コーナーでアクシデントに巻き込まれてしまい大きくポジションダウン。その後も苦しい展開に。

 そんなキャシディとスーパーGTではチームメイトの平川もレース序盤はeスポーツに慣れ親しんでいる強豪相手に善戦するも、トラックリミット違反のペナルティなどがあり徐々にポジションを下げ、最終的に7位でフィニッシュ。優勝はスタートでトップに躍り出た一般参加プレイヤーのtukushi200となった。なお、キャシディはリタイアに終わっている。

 レース後、平川は「1番難しかったのが、グランツーリスモ特有の車の挙動に慣れることでした。鈴鹿のタイムアタックはある所まではすぐ行けましたが、最後のまとめが上手くできませんでした」とコメント。
 
「エキシビションレースですが、やってみてこれは面白いと思いました。こてんぱんにやられただけですが、このような交流は今までなかったのでバーチャルにさらなる可能性を感じました」

「慣れればもう少し速かったんじゃないかと思いますし、今回参加された方もまたやりたいと思っているはずなので今後、またやってみたいという気持ちがあります」

 オンラインレースの模様を公開したレッドブルは今回、事前に行われた鈴鹿サーキットでのタイムアタックの様子も公式ページ内で公開している。こちらでは平川とキャシディのペダル捌きもワイプで確認することができるようになっており、現役スーパーフォーミュラドライバーのアクセルワークを比較、参考にすることもできそうだ。



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