レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.06 14:45
更新日: 2018.08.06 20:53

RAYBRIG NSXのバトン、まさかの黄旗無視「ペナルティはショックだった。45秒ほど失ってしまった」と悔やしい5位

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | RAYBRIG NSXのバトン、まさかの黄旗無視「ペナルティはショックだった。45秒ほど失ってしまった」と悔やしい5位

 ドライバーズランキング2位で64kgのウエイトハンデを搭載してスーパーGT第5戦富士500マイルに臨んだRAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン。RAYBRIGは予選9番手からスタートを担当したチームメイトの山本尚貴が序々に順位を上げて一時4番手になるも、第2スティントを担当したバトンがダンロップコーナーの黄旗2本振動の区間でGT300マシンを追い抜いてしまい、10秒ストップのペナルティを受けてしまう。

 結果的に5位でフィニッシュしたRAYBRIGだったが、表彰台を充分狙える展開だったけに、悔しい結果となってしまった。レース後のバトンに、その時の状況を聞いた。

──まずはダンロップコーナーでの黄旗追い越しについて聞かせてください。

「ダンロップコーナーで目の前にベントレー(EIcars BENTLEY GT3)がいたんだ。手前のイエローフラッグが遠すぎる上に、ベントレーがとても大きくてイエローフラッグが見えなくて、次のイエローを見たときに見落としたことに気づいたけど、その頃にはほとんど追い越し切るような状態だったんだ」

「ペナルティを受けたのはショックだったよ。ペースは良かったのに、あれで45秒ほども失ってしまったからね。それでも5位で終われているから……。黄旗のおかげでタフな1日だったけど、ポイントも獲得できてチャンピオンシップもなんとか2位をキープできた。ナオキも僕自身もチームみんなも今日は挽回するためにいい仕事をできたと思うよ」

──第2戦の富士ではホンダは全体的にうまくいかなかったですが、今回は良かった。レースペースもとても安定していましたね。

「クルマが良かったし、楽しめたよ。ロングランのバランスがだいぶ改善された。タイヤも第2戦とは違うしね。でも、前回の富士でのレースでは、僕たちは30kgのハンデを積んでいて、まわりはまだとても軽かったというのもある。今回は僕たちやKeePer TOM’S LC500にとって難しいレースだったけれど、彼らも僕たちも案外速かったのは不思議だね。いいレースで楽しかったよ。でもニッサン勢にとっては難しいレースだったね。カルソニックIMPUL GT-Rは勝ちたかっただろうに、気の毒に思うよ」

──こんなに熱く湿度が高いレースはあまり経験ないですよね?

「前戦のタイもとても暑かったね。タフだけど車内のエアコンも良くなったから問題なかったよ。それよりも僕にとっていちばん大きかったのはペナルティだね」

「ペナルティで45秒も失ったけど、最後には優勝したau TOM’S LC500から34秒遅れでチェッカーを受けている。だからもしかしたら表彰台にいたかもしれない。まあ起こったことを言っても仕方ない。ポイントは獲得したし、次はホンダにとっても相性の良さそうなSUGOでのレースだ。だから今週ちょっと20分だけ練習に走ってくるよ。サーキットを見て感じるためにね」

■スーパーGTシーズン後半に迎えるホンダNSXの得意コース


関連のニュース