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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.04.15 13:42
更新日: 2019.04.15 16:43

LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

SUPER GT 第1戦
OKAYAMA GT 300km RACE

岡山の開幕戦は悪天候のため短縮終了

LEXUS LC500は国本/坪井組19号車が最上位6位

GT300クラスでは新田/阪口組96号車が開幕戦勝利

 SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月13日(土)、14日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。

 日本で最高の人気を誇るモータースポーツ、SUPER GTの2019年シーズンが恒例の岡山で幕を開けました。今季のSUPER GTには、昨年に引き続きLEXUS GAZOO Racingから6台のLEXUS LC500がGT500クラスに参戦。来季より同クラスには新型トヨタ スープラでの参戦となることが発表されており、LC500でのラストシーズンとなる今季、タイトルを奪還しての有終の美を目指します。

 今季のLEXUSチーム参戦布陣の変更点は、WAKO’S 4CR LC500 6号車に山下健太が移籍し、大嶋和也とのコンビに。山下が抜けたWedsSport ADVAN LC500 19号車は、昨年の第2戦富士で代理ドライバーとしての初参戦ながら2位表彰台という活躍を見せた坪井翔がGT500クラスレギュラーにステップアップ。また、DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車には、GT300クラスで通算7勝を挙げている中山雄一がこちらもステップアップ。ヘイキ・コバライネンとのコンビで初のGT500クラスを戦います。

 GT300クラスでは、プリウスがPHVベースとなり、エンジンや搭載形式など大きく変更した新型車として2台エントリー。LEXUS RC F GT3も昨年同様3台が出場します。

◆予選◆

 13日(土)は朝方こそ寒かったものの午前中は好天に恵まれたこともあり、気温、路面温度とも上昇。SUPER GTの予選開始前には空に雲がかかり、やや路面温度は下がったものの、気温16度、路面温度25度と春らしい気候の下で、今シーズンの激戦を占う、最初の予選セッションが開始されました。

 GT500クラスのQ1(10分間)は午後3時18分より開始されましたが、LEXUS LC500勢はタイムが伸びず苦戦。ホームコースとして岡山を得意とするKeePer TOM’S LC500 37号車の平川亮が、自らが持っていたコースレコードを更新するタイムをマークするも、ライバルは更にタイムを縮め、LEXUS LC500勢は37号車のみがぎりぎり8番手でQ2進出を果たしました。

 平川同様に従来のコースレコードを更新した山下の6号車は8番手から0.086秒差、坪井の19号車は0.101秒差と僅かに及ばず9,10番手でQ1敗退。ZENT CERUMO LC500 38号車が12番手、au TOM’S LC500 36号車は14番手、39号車が15番手で決勝レースは後方からの追い上げを目指すこととなりました。

 GT300クラスは、1周の短い岡山で多くの台数が出走するため、2グループに分けて予選を実施。Aグループでは2台のプリウス、そしてLEXUS RC F GT3の2台も出走しました。LEXUS RC F GT3でのSUPER GT2年目となる19歳宮田莉朋の駆るSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が好タイムをマークし3番手でQ2進出決定。Q1敗退となったarto RC F GT3 35号車は21番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車が25番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車は27番手の決勝グリッドが決定しました。

 Bグループでは脱落ラインの8番手争いが僅か0.037秒内に3台という厳しい戦いとなる中、K-tunes RC F GT3 96号車を駆るベテラン新田守男が8番手でQ2進出を決めました。

 Q2では、今季より96号車でSUPER GTにデビューする19歳の阪口晴南が好走を見せ、コースレコードを更新するタイムで最前列2番手グリッドを確保。60号車は12番手から決勝に臨むこととなりました。


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