☆4 カルロス・サインツjr,
ハンドリングもPUドライバビリティも意のまま、ステアリング修正も少ないトロロッソ。魔法のセッティングを見つけたのだろうか。とくにセクター1、高速マスネ・コーナーに自信を持って切り込んでいた。
ここに合わせると海沿いセクター3で俊敏性に欠ける場合があるがそれも見られなかった。モナコ自己ベスト6位、ハミルトンを完封――。
☆4 ダニエル・リカルド
38周目ピットストップ前後のペースが秀逸、一気にボッタスとフェルスタッペンを抜く展開に。昨年の鬱憤を晴らすかのように完璧なプッシュ・ラップを持続。66周目に1コーナーでアウト側ガードレールをヒット、マシン姿勢を平行に保てたからダメージをくいとめられた。
ほんの僅かでもタイヤに角度がついていたらホイールを破損、スロー・パンクになるピンチだった。究極の“モナコ・コントロール”、動体視力のなせる技。