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F1 ニュース

投稿日: 2020.08.18 18:33

【気になる一言】ハミルトン、F1スペインGPの勝因に“タイヤ管理”を挙げるも「それ以上は言えないよ」

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F1 | 【気になる一言】ハミルトン、F1スペインGPの勝因に“タイヤ管理”を挙げるも「それ以上は言えないよ」

 2020年F1第6戦スペインGPの決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンが今シーズン4勝目を挙げた。直近2戦ではパンクとブリスターに悩まされたハミルトン。この日はポールポジションからソフトタイヤでスタートすると、23周目と50周目に交換したミディアムタイヤでも、タイヤに関するトラブルを発生させることなく、2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に24秒以上の差をつけて完勝した。

 レース中、ハミルトンにタイヤのマネージメントで心配するようなことはなかったのか。

「一瞬あったよ。(レース終盤)2コーナーの出口にだれかのウイングか何かがあったんだ。大きなフラップで、もう少しで僕の右フロントタイヤがそれを踏むところだったんだ。でも、幸い、僕はそのパーツの真上を通過し、タイヤに当たることはなかった」

「それ以外はタイヤは何も問題なかった。チームは今週のレースに向けて、信じられないほどの努力をしてくれたんだ。シルバーストンでの出来事は、僕たちみんなにとって本当のショックだったからね。正直、こんな結果は予想していなかった。僕はこれまで何度もタイヤに苦しみ、さまざまな方法でタイヤをマネージメントしてきた。うまくいったときもあれば、うまくいかないときもあった。このスペインGPでも金曜日のフリー走行ではデラミネーション(剥離)がひどかったからね」

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2020年F1第6戦スペインGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

「今日はまず良いスタートを切ったことが最初のポイントとなった。あとはマックスとのギャップを見ながら、タイヤをマネージメントしていた。彼ら(レッドブル・ホンダ)が僕たちと比較して、どれくらいタイヤをマネージメントしていて、どれくらい長く走るのかわからなかったからね。最後までタイヤのマネージメントに集中していたよ。今日は完全にゾーンに入っていた」

「そして、最終的に今回は僕たちの方がいい仕事をしたというわけさ。チームの素晴らしい仕事に感謝しているし、みんなをとても誇りに思っている」

 シルバーストンからわずか1週間。メルセデスは何を変えてきたのだろうか。ハミルトンは言う。

「僕たちのチームには本当に優れたスタッフがたくさんいる。そして、彼が素晴らしい仕事をした。それと忘れてはならないのは、今回はタイヤが硬くなったということ」


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