メルセデスF1は、もうひとりの上級職メンバーと袂を分かつことになった。チームで6年間を過ごしたチーフエアロダイナミシストのジョアッキーノ・ビーノが離脱することになったのだ。
ビーノの離脱については、彼が決めたことなのか、それともメルセデスが現在2024年型マシンの空力とバランスに苦しめられていることの結果によるものなのか、明らかになっていない。いずれにせよ、ビーノの離脱は、最近発表されたパフォーマンスディレクターのロイック・セラと、ドライバー育成担当ディレクターのジェローム・ダンブロジオの辞任に続くもので、このふたりは今年の後半にフェラーリで仕事を始める予定となっている。