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F1 ニュース

投稿日: 2017.02.10 10:16
更新日: 2017.02.10 10:20

「メルセデスのパワーユニットだけ凍結すべき」F1のパフォーマンス均衡化を強く求める声

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F1 | 「メルセデスのパワーユニットだけ凍結すべき」F1のパフォーマンス均衡化を強く求める声

 FIAはF1のレースやタイトル争いがもっと接戦になるよう、メルセデスのパワーユニット開発を制限し、他のマニュファクチャラーが追いつける状況を作るべきだと、トロロッソ代表のフランツ・トストは述べた。

 2014年からのV6ハイブリッドターボ時代において、メルセデスは、フェラーリ、ルノー、ホンダを凌駕するパワーユニットで圧倒的強さを示してきた。

 昨年マニュファクチャラーとFIAとのエンジンレギュレーションの合意の一環として、パフォーマンス差を縮める目的もあり、2017年にはいくつかのエレメントに制限が加えられた。

 MGU-HとMGU-Kの最低重量が定められ、クランクシャフトなど一部パーツのサイズにも規定が設けられたため、こういったエリアでは開発が制限される。

 2018年には制限がさらに厳しくなる。エネルギー回生システム全体の最低重量は、今年マニュファクチャラーが達成する最低重量を上回るレベルに設定され、この点において今ベストのものはこれ以上改良できなくなる。

 メルセデス以外のマニュファクチャラーも徐々に進歩しているが、エンジンサプライヤー全社がより対等に戦えるようになるには、もっと極端な手段を取る必要があると、トストは考えている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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