■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合8番手
「本当に厳しい1日だった。まず、朝のSSではコースが新雪に覆われ、午後の再走SSでは、直前に走ったヒストリックラリーカーによって幅の狭い走行ラインが刻まれていたんだ。そのラインを外れると非常に滑りやすく、なぞって走るしかなかった」
「そのため自分の力をフルに発揮して攻めることができなかったけど、仕方がない」
「それでもクルマにはとても満足しているから、明日はよりポジティブな状況になることを期待しているよ」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合9番手
「今日はとても苦労した。コース上には大量の雪があり、外から見ている分にはいいけど、走る立場からすると大変で、タイヤのグリップがまったく感じられない状態だった。とにかく、今日は非常に難しいロードコンディションだったと思う」
「もし明日、走行順が後方だったならよかったけど、残念ながらそうではなく今日と同じような早い走行順だから、きっと苦労するだろうね」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合7番手
「非常にトリッキーなコンディションだった。特に再走SSでは轍(わだち)が深く刻まれ、滑りやすい雪が積もっていたためミスをしやすく1回目の走行時よりも大変だったよ」
「SS6ではクルマのフロントを雪壁に当て、大量の雪がエアフィルターに入ってしまい最後の5kmは大幅にパワーが落ちた状態で走ることになり、30秒程度ロスしてしまった:
「ただしラリーはまだ2日間あるし、今日はポジティブに感じられることも多くった。自分自身のスピードに少し驚いたくらいさ。明日もこのいいフィーリングを保ち、楽しんで走りたいと思う」