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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.01.19 06:09
更新日: 2022.01.19 10:29

プジョー、9X8のWEC開幕戦欠場を発表。ウイングレス・ハイパーカーの開発は継続中

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ル・マン/WEC | プジョー、9X8のWEC開幕戦欠場を発表。ウイングレス・ハイパーカーの開発は継続中

 1月18日、プジョーは新しいル・マン・ハイパーカー(LMH)のホモロゲーション登録前のテストプログラムを継続するため、セブリングで行われるWEC世界耐久選手権の2022年シーズン開幕戦への出場を見送ることを明らかにした。

 現在、LMH規定に基づく新型ハイパーカー『プジョー9X8』を開発しているフランスのメーカーは、93号車と94号車のペアが3月19日にアメリカ、フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催されるセブリング1000マイルを欠場することを確認した。

 WECのフレデリック・ルキアンCEOは先週、プジョーが6月のル・マン24時間レースでグリッドを確保するためには、開幕戦セブリングもしくは第2戦スパに参加する必要があることを明言している。そうしたなか、プジョースポールは彼らのニューマシンがどのタイミングでレースデビューを果たすのかを明らかにしていない。

 2022年のWEC“シーズン10”に参戦するプジョーは、他のハイパーカーチームと同様に、フルシーズンエントリーする競技者としてサインアップしている。彼らは現在、2.6リットルV6ハイブリッドエンジンを搭載した新しいプロトタイプレーシングカーのホモロゲーションを確定させる前段階の集中的なトラックテスト・プログラムに取り組んでいる。このホモロゲーションは一度確定すると2025年まで凍結される予定だ。

 この発表に合わせてモーターランド・アラゴンでの走行テストの様子を記録した写真と動画を公開したフランスのメーカーによると、9X8の開発プログラムは今年「さらにスピードアップ」し、シミュレーターでの検証や毎月のトラックセッションを通じて研究と承認作業が継続されるという。

 ステランティス・モータースポーツディレクターのジャン-マルク・フィノーは、「チーム・プジョー・トタルエナジーズは、フロリダ州のセブリングで始まる2022年のカレンダーを構成する6つのラウンドの最初のラウンドには参加しない」と明言した。

「9X8は、大会主催者と合意した準備、信頼性、競争力のレベルに基づいてレースデビューを果たす予定であり、(我々は)開発プログラムの進捗に合わせて定期的に情報を提供する」

スペインのモーターランド・アラゴンでテストを行うプジョー9X8
スペインのモーターランド・アラゴンでテストを行うプジョー9X8

■リヤウイングを装備しない決定が適切であることを確認


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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