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投稿日: 2015.07.23 16:44
更新日: 2016.09.14 16:52

山本「次のもてぎは、いい結果が出せると思う」

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スーパーフォーミュラ | 山本「次のもてぎは、いい結果が出せると思う」

 セーフティカーは5周を終えるところまで隊列をコントロールし、6周目からレースが再開された。#16山本は前を行くマシンを追い詰め、8周目に12番手へ順位を上げ、さらに前方へ迫った。しかしチームは#16山本を単独で走らせた方がペースアップ出来ると判断、給油戦略上最低限の11周を走ったところでピットインさせ、給油とタイヤ交換を行った。ここで前方のマシンの前へ出られるよう、ピット作業を最短にまとめるためタイヤ交換は規定給油時間の間で完了できる後輪のみの交換という作戦を採り、#16山本はコースへ復帰していった。

 しかし前方を走っていたマシンも#16山本の状況を見て次の周にピットイン、コースに復帰してきたため作戦は思い通りには結果を生まず山本は結局事実上の順位を変えることはできないままレース後半に突入した。

 15周目、#16山本はオーバーテイクシステム(OTS)を巧妙に使って前方を行くマシンをダンロップコーナーで追い抜き順位を上げ、#16山本本来のパフォーマンスの片鱗を見せるが、期待していたドライセッティングも#16山本やチームが期待していたほどに戦況を変えられず、その後も#16山本は苦しい戦いを強いられた。

 その後#16山本はさらに順位を上げようと前方のマシンに攻め寄るが攻めきれず、その間に後方から追い上げてきたマシンに追い抜かれて順位を落とし、12番手となって前後のマシンとの間隔も開き、レース終盤は淡々と走ってフィニッシュを目指すことになった。

 こうして#16山本は12位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、獲得シリーズポイントは無得点、ドライバーズポイントランキング7番手になった。またTEAM無限も無得点でチームポイントランキング6番手となった。


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