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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.24 14:35
更新日: 2017.05.24 14:36

TEAM IMPUL 2017スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | TEAM IMPUL 2017スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

 9位スタートから順位変動なくオープニングラップを終えます。ヤンはしっかりと前のマシンに付いていきます。6周目、最終コーナー手前で3台が関わるクラッシュが発生。この影響でセーフティカーが導入されます。

 クラッシュ車両のオイル漏れ等の処理に時間を要しレースが再開したのは14周目。ヤンはタイヤのグリップが少し低下してしまったようで、マシンをスライドさせながらタイヤをウォームアップし、ホームストレートを通過していきます。

 19周目、周回遅れのGT300クラスマシンとの交錯が始まります。この混乱のなかで、ヤンの1台前の8位を走行するNo.6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ選手)や、1台後ろの10位を走行するNo.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛選手)、11位のNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ選手)と近距離でのバトルを展開。

 特にNo.19 LC500の関口選手とヤンはスーパーフォーミュラでITOCHU ENEX TEAM IMPULのチームメイト同士のバトルをサイドバイサイドで展開。ここでは抑え込み、順位をキープしますが23周目、11位のNo.23 GT-Rに抜かれ10位へ順位を落とします。

 抜かれたもののしっかりと真後ろに付いていきますが、再逆転には至りませんでした。34周目にピットイン。タイヤ交換と給油作業、安田裕信へのドライバー交代を終えてコースへ復帰。全車ピットインを終えて9位。

 8位のマシンとは差が7秒近く開いていましたが、5位以降のマシンが僅差でバトルをしている間に徐々に差を詰めることに成功します。

 51周目、No.39 DENSO KOBELCOSARD LC500(平手晃平選手)が接触によりコースアウトしリタイアしたことで8位へ浮上。このすぐあと5位~7位の3台のマシンによる5位争いに加わります。

 しかし今一歩、オーバーテイクに至る決定打がなく8位に甘んじてしまいますが、我慢強く終盤を走行します。

 この集団とのバトルの最中、接触があり軽いスピンも喫しましたが、すぐに体制を立て直しレースへ復帰。フロントバンパーのエアロパーツの破損があり、ペースをなかなかあげられません。

 その後は、レースフィニッシュ直前の62周目、No.6 LC500がトラブルでスローダウンしピットインしたことで7位へ順位を上げ、このままゴールとなりました。

カルソニック IMPUL GT-R 2017スーパーGT第3戦オートポリス
カルソニック IMPUL GT-R 2017スーパーGT第3戦オートポリス

 終始中団に埋もれ、我慢を強いられたレースとなりましたが前戦富士のようなトラブルは出ず完走。順位も今シーズンベストリザルトでポイントも加算しました。

 これからシーズン中盤戦に入っていきますが、次戦のSUGOは7/22(土)~23(日)開催と2ヶ月のインターバルを挟みます。

 6月にはテストもありますので、優勝争い表彰台争いに絡めるようしっかりと準備をしていきます。引き続きカルソニック IMPUL GT-Rへのご声援をよろしくお願いします。

ドライバーからのコメント


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