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F1 ニュース

投稿日: 2017.01.05 07:30
更新日: 2017.01.05 07:32

ホンダF1、「2016年は少し期待はずれ」も信頼性の高さが武器に

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F1 | ホンダF1、「2016年は少し期待はずれ」も信頼性の高さが武器に

 一方、長谷川氏は、いまや信頼性がホンダの強みであると指摘、そのおかげでパフォーマンスを探求することに焦点を置くことができると語った。

 2015年、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはシーズンを通して23基のパワーユニットを使用した。一方、メルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのふたりが使用したのは8基だった。

 合計するとマクラーレンでは109のコンポーネントが必要になり、規定数を超えたために重いペナルティを受けることになった。メルセデスはふたりのドライバーで合計48コンポーネントの使用に収まった。

 しかし2016年シーズン、アロンソとバトンは14基のパワーユニットを使用し、コンポーネントの数もふたり合わせて83にまで減らすことができた。

「一番大きな改善点は信頼性です。そのおかげでほとんどのグランプリで、いいプラクティスを過ごし、走行時間をうまく活用することができました」と長谷川総責任者。

「まだいくつか課題はありますが、大抵の場合、週末のプログラムを非常にうまくこなすことができ、それによって自分たちのパフォーマンスを理解することができました」

 長谷川氏は信頼性に関わるリスクはできるだけ避ける方向でやってきたと明かした。

「私はパワーユニットを信頼性の範囲内で稼働させています。その範囲を超えるようなことは一切行いません」

「もし耐用距離が4,000kmだったら、4,000kmを超えさせません。信頼性(が確保されている範囲)を超えてプッシュすることはないでしょう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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