MotoGP第3戦アメリカGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルケス「いいポジションで挑むことを望んでた」
開幕戦カタールで4位、第2戦アルゼンチンでは転倒リタイアに終わったマルク・マルケス。開幕2戦を終えてランキング8位と例年に比べて大きく出遅れてしまった。
アルゼンチンでは決勝レースも含めて、同じコーナーで同じようなスリップダウンを喫し、タイヤなのか、マシンセットアップなのか課題を残す結果となった。
第3戦アメリカは、マルケスが得意とするコースでの開催。2013年MotoGPデビューイヤーにMotoGPクラス初優勝を飾ると、2014年、2015年、2016年と4年連続でポール・トゥ・ウインを飾り、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)では負け知らず。
今年、5年連続ポール・トゥ・ウインを飾れるかどうかに注目が集まる。今回のレースは今年のマルケスの今後を占うレースとなるだろう。
「アルゼンチンのレースの後に、大好きなオースティンでレースできることが本当にうれしい」とマルケス。
「もちろん、もっといいポジションでオースティンに挑むことができることを望んでいたけど、とにかく、今シーズン初表彰台を獲得するために100パーセントプッシュするよ」
「オースティンにはすばらしい思い出がある。シーズンのカレンダーの中で僕にとって最高のコースのひとつだ。コースレイアウトは大好きだし、さまざまな種類のセクションとコーナーがあり、アップダウンも激しい。それからアメリカのスタイルが大好きなんだ」
「全てのファンがMotoGPを楽しんでいる。オースティンでどんな走りができるか、様子を見てみよう」