マークVDSのジャック・ミラーは、ホンダのマシンがライバルたちに比べて加速不足のままであることに嫌気がさしており、アップデートもないことに不満を募らせている。
ホンダはここ数シーズンでライダー達が直面してきたデメリットを解消すべく、2017年シーズンは点火順序の変更を含むエンジンの一新を図った。
ファクトリーチームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは両名とも優勝を飾り、LCRホンダのカル・クラッチローはアルゼンチンGPで表彰台に上がった。3人は、新しいエンジンは大変革とは言わないまでも、パフォーマンスの向上があったと報告している。
カタルーニャGPで10番手を走行中に転倒してリタイアしたミラーは、ホンダとの契約は3年目の2017年が最後の年となるが「もう少し加速があるといいんだけど」と嘆いた。
マルケスやペドロサ、クラッチローが報告している進歩について尋ねられたミラーは「彼らはもっといいバイクに乗っているんだよ」と次のように答えた。
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