鈴鹿サーキットで7月26~29日に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに向けた公開テスト2日目が7月6日(金)に行われ、Team KAGAYAMAの浦本修充が総合トップでテストを終えた。
朝から終日雨模様となり、ヘビーウエットでのセッションとなった鈴鹿サーキット。この日はRed Bull Honda with 日本郵便の中上貴晶が登場した。
中上は、チェコ・ブルノサーキットでのMotoGPテストを早めに切り上げ、5日(木)の16時に羽田に到着。新幹線で移動し、21時に鈴鹿入りというハードスケジュール。来週、早々にも公開テストがあるが、中上は参加できないこともあり、この日は、高橋巧はライディングせず、中上のみが走行した。
「新型になって初めてウエットを走りましたが、いいフィーリングです」と中上。この日は、2分21秒003がベストタイムとなり、総合5番手だった。
「高橋巧選手がマシンを仕上げてくれていたので、そのまま走ることができています。昨年の鈴鹿8耐は、悔しい結果となってしまいましたし、今年はリベンジを果たしたいです。10年振りにHRCのワークスチームとして復帰するメンバーに選ばれたことも光栄ですし、勝つためには最高の環境だと思います」
「欲を言えばドライで走りたかったのですがウエットで走り込めましたし、もう一度テストがあるので、そこでしっかり合わせ込んで鈴鹿8耐本番に臨みます」
合同テスト2日目のトップタイムをマークしたのは、1本目に2分20秒741を出したチームカガヤマの浦本修充だった。
「ウエットは3人ともいいペースで走れているのでいい感じです」と浦本。
「ジョー(ロバーツ)も初めて鈴鹿を走ったとは思えないほど速いですし、加賀山さんがふたりに合わせてくれている状態です。ただ、大事なのはドライのセッティングなので、来週のテストでしっかり詰めて行きたいですね」
来週は、10日(火)から3日間公開テストがあるが、浦本はスペインへ、ジョー・ロバーツは、Moto2のレースがあるため初日のみの参加となる。
2番手に2本目で清成龍一が2分20秒801をマークしたKYB MORIWAKI MOTUL RACING、3番手に2分20秒842のヨシムラ スズキ MOTUL、4番手にチームカガヤマのジョー・ロバーツが2分20秒848、5番手にレッドブル・ホンダwith日本郵便の中上貴晶が2分21秒003、6番手にHonda Suzuka Racing Teamの日浦大治朗が2分21秒233、7番手にHonda Dream RT 桜井ホンダの伊藤真一が2分21秒367、8番手にKawasaki Team GREENの渡辺一馬が2分21秒466で続いた。
以下、合同テスト2日目のタイム結果。