鈴鹿サーキットで行われている鈴鹿8時間耐久ロードレースの公開合同テストは3日目を終え、Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/レオン・ハスラム/ジョナサン・レイ)が2分6秒939でトップタイムをマーク。3日間の総合ではYAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ロウズ/マイケル・ファン・デル・マーク)がトップで終えた。
公開合同テストの最終日となる3日目は、雲が多いながら晴天のもとドライコンディションでスタート。2日目同様、午前は40分のセッションをA Gr、B Grともに2回ずつ、午後は90分のセッションをA Gr、B Grともに1回ずつのスケジュールで各チームが走行した。
3日目の総合トップタイムを記録したのはカワサキ・チームグリーンのレイ。レイは午後のセッションにニュータイヤを履いてロングランを実施し、そのなかで記録した2分6秒939でトップとなった。
カワサキ・チームグリーンの釈迦堂利郎監督は「今日はジョニー(ジョナサン・レイ)のロングランを中心に行いました」と3日目のテストを振り返る。
「ジョニーがレースラップを1度やりたいということで、(午後のセッションに)ニュータイヤでロングランをしました」
「ロングランのペースは、ほとんど2分7秒前半から真ん中でした。彼は1周目がとにかく速かったです」
総合2番手は午前中のセッションにヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのメインカ―で2分7秒348を記録した中須賀。総合3番手にはヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのTカ―で2分7秒380を記録したロウズが続く。
ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは3日目、2日目に発生したマシントラブルで実施できなかったロウズのロングランを中心にテスト。午後のセッションでは細かい確認のみを行い、早々にテストを切り上げている。
総合4番手はカワサキ・チームグリーンのTカーで2分7秒649を記録したハスラム。総合5番手には2分7秒924を記録した鈴鹿の地元チーム、Honda Suzuka Racing Team(日浦大治朗/亀井雄大/安田毅史)の日浦がつけた。
3日間の総合ではヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームが2日目に記録した2分6秒273がトップとなった。
計5日間の公開テストは公開合同テスト3日目を持って終了。各チームは7月26日からスタートする鈴鹿8耐へ向けた準備を進める。
以下、公開合同テスト3日目のタイム結果。