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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.08.06 16:12
更新日: 2019.08.08 20:21

MotoGP:ブルノテストはクアルタラロがトップ。ロッシが2020年仕様のプロトタイプで走行

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MotoGP | MotoGP:ブルノテストはクアルタラロがトップ。ロッシが2020年仕様のプロトタイプで走行

 MotoGP第10戦チェコGPの翌日、ブルノ・サーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行われ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が1分55秒616でトップに立った。

 テストは1日のみ、現地時間の午前10時から午後6時までの8時間のワンセッションで行われ、ニューパーツや2020年度に向けたプロトマシンのテスト、前日のレース結果を踏まえた上で、連戦となる次戦に向けたセッティングなどに取り組んだ。

 クアルタラロはセッション序盤からトップタイムを記録。開始約28分で1分56秒779でトップに立ち、その後、開始1時間すぎにジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)が1分56秒635でトップの座を逆転するものの、開始2時間すぎに1分56秒225、残り2時間を切った午後4時すぎに1分55秒648とクアルタラロはファステストを更新した。

 さらに、クアルタラロは午後4時45分すぎに1分55秒616のベストタイムを記録。オーリンズ製カーボンフロントフォークやミシュランが用意したニュータイヤ、電子制御のセッティングにトライしながら周回を重ね、最多周回タイとなるトータル78周を回って、トップでテストを終えた。

 2番手にはセッション終了13分前に1分55秒628を記録したマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が続いた。ビニャーレスはトータル74周を回り、68周目に自己ベストを記録している。

 3番手には1分55秒755でフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が続き、ヤマハ勢がトップ3を独占した。モルビデリはクアルタラロと同じトータル78周の最多周回を記録。76周目にベストラップをマークした。

2020年仕様のプロトタイプを走らせるバレンティーノ・ロッシ
2020年仕様のプロトタイプを走らせるバレンティーノ・ロッシ

 4番手は69周を回り、55周目に1分55秒837を記録したアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が続き、トータル74周を回り、59周目に1分55秒940を記録したカル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)が5番手、トータル63周を回り、最終ラップに1分56秒015を記録したバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が6番手に続いた。ロッシは2020年に向けたプロトタイプのテストにも取り組んだ。

 7番手に1分56秒164でミルが続き、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)はトータル70周を回り、19周目に記録した1分56秒237で8番手。9番手に1分56秒248でフランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)、10番手に1分56秒345でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム)の順で続いた。

ブルノテストを11番手で終えた中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
ブルノテストを11番手で終えた中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はトータル68周を周回。セッション終了間際の67周目に記録した1分56秒370で11番手だった。

 1日間のテストを終えて、ライダー、チームは2連戦となる今週末8月9日から開幕の第11戦オーストリアGPに臨む。ブルノオフィシャルテストのタイム結果は以下の通り。


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