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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.08.05 15:50

難しい路面コンディションでも中須賀がトップ!/全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

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MotoGP | 難しい路面コンディションでも中須賀がトップ!/全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

 全日本ロードレース選手権第7戦(最終戦)オートポリスの公開テストが8月4日(水)から始まった。オートポリスラウンドの開催は9月18日(土)・19日(日)となり、その前に第6戦岡山(9月4・5日)がある。

 公開テスト初日は、穏やかな天候となったが、日差しが強く路面温度は50度まで達した。さらに日曜まで行われていたスーパー耐久の影響で路面が汚れていたこともあり、路面のグリップはよくない状態だった。

 JSB1000クラスは、先日の鈴鹿ラウンドで早々に10回目のチャンピオンを決めた中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がセッションをリード。ニュータイヤを履いて出したという1分49秒047がトップタイムとなった。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

「路面コンディションがよくなく思っていたよりも全然タイムが出ませんでした」と中須賀。

「路面温度も高く、ラインを少し外すと汚れていたり、タイヤの消耗も早かったり全体的にタイムも出ていない状況でした。9月のレースウイークには、気温も下がると思うので、今のコンディションで深追いせず、ある程度走れる状態にしておこうと思っています」

 中須賀自身の持つコースレコード1分46秒306には、ほど遠いタイムとなっていることが、路面コンディションの悪さを物語っている。それでも2番手を1秒以上引き離し、速さを見せつけた。

清成龍一(Astemo Honda Dream SIR)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
清成龍一(Astemo Honda Dream SIR)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

 2番手には1分50秒307の濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、3番手には1分50秒904の名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)と1分50秒台で続き、4番手に1分51秒034の清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)、5番手に1分51秒163の秋吉耕佑(MURAYAMA.TJC.RT)、6番手に1分51秒698の柳川明(will-raise racingRS-ITOH)、7番手に1分51秒723の児玉勇太(Team Kodama)と1分51秒台で続いた。

柳川明(will-raise racingRS-ITOH)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
柳川明(will-raise racingRS-ITOH)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
秋吉耕佑(MURAYAMA.TJC.RT)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
秋吉耕佑(MURAYAMA.TJC.RT)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

 ST1000クラスは、ポイントリーダーの渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が1分51秒883でトップタイムをマーク。

「路面のグリップがよくなくタイムが出ない状況でした。ST1000仕様のホンダCBR1000RR-Rでオートポリスを走るのは初めてだったので、サスペンションを中心にいろいろセッティングを試して、最後の方には、いいバランスになってきたので順調に進んでいると言えるでしょう」と渡辺。

 1分51秒台に入れたのは渡辺のみ。2番手に1分52秒316の南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)、3番手に1分52秒428の作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)、4番手に1分52秒466の岡本裕生(bLUcRUニトロレーシング51YAMAHA)、5番手に1分52秒488の前田恵助(bLUcRU伊藤レーシングBORGヤマハ)、6番手に1分52秒719の伊藤和輝(日本郵便 Honda DreamTP)と1分52秒台で続いた。

Astemo Honda Dream SIRのピット
Astemo Honda Dream SIRのピット

 ST600クラスは、井手翔太(AKENO SPEED・YAMAHA)が1分55秒378をマークし始めてトップに着けた。

「苦手意識のあるオートポリスでしたが、1本目から調子がよく、2本目でアタックしてトップタイムで初日を終えることができました。最後に最終コーナーで転倒してしまいましたが、身体、マシンともに軽傷なので2日目も頑張ります」と井手。

國峰啄磨(TOHO Racing)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
國峰啄磨(TOHO Racing)/2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

 2番手にポイントリーダーの小山知良(日本郵便 Honda DreamTP)が1分55秒623、3番手に中山耀介(伊藤レーシング&TEAM SHOTA)が1分55秒660、4番手に國峰啄磨(TOHO Racing)が1分55秒755、5番手に長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)が1分55秒912、阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)が1分55秒981と1分55秒台で続いた。

2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
2021年全日本ロード オートポリス公開テスト1日目
2021全日本ロード オートポリス公開テスト1日目 4メーカー合同テスト 総合結果
2021全日本ロード オートポリス公開テスト1日目 4メーカー合同テスト 総合結果

 全日本ロードレース選手権 オートポリス公開テスト1日目のタイム結果は以下の通り。


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