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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.11.12 23:30
更新日: 2021.11.13 01:54

MotoGP第18戦:前戦表彰台獲得のミラーが初日総合トップ。ロッシは21番手でバレンシアGP初日を終える

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MotoGP | MotoGP第18戦:前戦表彰台獲得のミラーが初日総合トップ。ロッシは21番手でバレンシアGP初日を終える

 11月12日、MotoGP第18戦バレンシアGPのフリー走行1回目、2回目がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が初日総合トップタイムをマークした。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は総合6番手。今大会を限りに引退するバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は総合21番手で最後のバレンシアGPをスタートした。

 2021年シーズン最終戦となるバレンシアGPは、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が前戦アルガルベGPに続き、欠場。マルク・マルケスはアルガルベGP前のオフロードトレーニング中に転倒。これに起因する複視の症状が確認されたため、バレンシアGPと、11月18日、19日にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われる公式テストを欠場する。

 MotoGPクラスのフリー走行1回目が始まるころになると、次第に雨粒が落ち始め、セッションはウエットコンディションとなった。セッション序盤には濡れた路面に足をすくわれ、ダニロ・ペトルッチ(テック3KTMファクトリー・レーシング)が転倒。さらにトップタイムをマークしていたフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が2コーナーでクラッシュする。バニャイアはセッション終盤、再び走行に加わった。

ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2021MotoGP第18戦バレンシアGP
ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2021MotoGP第18戦バレンシアGP

 残り時間10分を切って、バニャイアに代わってチームメイトのジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)がトップに浮上するも、その後1コーナーで止まりきれず、スリップダウンを喫した。

 残り時間が2分になると、イケル・レクオーナ(テック3KTMファクトリー・レーシング)がミラーのタイムを更新し、1分40秒569を記録してトップに立つ。レクオーナはこのままウエットコンディションのフリー走行1回目を制した。

 終盤に転倒したミラーは2番手を守り、3番手はミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)。4番手はヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、5番手はジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)だった。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は10番手、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)は15番手でセッションを終えた。

■FP2:ミラーがトップ、クアルタラロは転倒を喫する


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