6月24日、オランダTTサーキット・アッセンにおいてMotoGPファクトリーチームの6名のマネージャーが上半期報告記者会見を開いた。第11戦オランダGPを終え、早くもシーズンの折り返しを迎えた2022年のMotoGP。各マネージャーはシーズン前半のレース内容をどう振り返ったのか？ そして、後半戦に向けてどのような展望を描いているのか？ 5回目は、チーム・スズキ・エクスターのチームマネージャー、リビオ・スッポ登場だ。
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■リビオ・スッポ（チーム・スズキ・エクスター：チームマネージャー）
■2022年シーズン最初の5戦後の満足度はどれくらいですか？
「もちろん私は非常に喜んでいる。4年ぶりにパドックに戻ることができてとてもうれしかったし、チームも私を大歓迎してくれた。非常にプロフェッショナルでフレンドリーな、素晴らしい人たちのグループだ。基本的に、ポルティマオで我々はチームチャンピオンシップをリードしていたし、アレックス（・リンス）はファビオと同点だったので、我々はリタイアすべきだと思った（笑）。素晴らしいスタートだった」
「アレックスは調子が良いところを見せていて、昨年と比べて違うライダーのようだった。ジョアン（・ミル）は少々苦戦していたが、彼がチャンピオンシップへのある種のアプローチを持っていることは事実だ。彼は静かにスタートし、ヨーロッパに着く頃により強くなりたいと思っている。その後起きたことは、おそらく何かしらの影響を及ぼしただろう」
■第6戦スペインGP以降の厳しさについては、いかがですか？また、2022年下半期に向けたチームの目標は？
「まず、私はチーム全員に感謝する必要がある。あのニュースにもかかわらず、彼らは諦めず、良い雰囲気を保っていた。パドックにいると、夕方の我々のホスピタリティの雰囲気がとてもフレンドリーで明るいままだということが分かるだろう。もちろん私は来年に向けて、彼らが解決策を見つけるための手助けをしている。しかし重要なことは、最初の衝撃とショックは別として、彼らは非常に強い反応を示したことだ」
「ライダーについては、とても言いづらい。アレックスはこの2戦で無得点だが、これは基本的には彼のせいではなく、バルセロナでのクラッシュのためだ。とにかく彼は速いので、あのニュースが彼らのパフォーマンスに影響を及ぼしているかどうか話すのは難しい。ジョアンは特にバルセロナテストの後で、新しいマシンにより良いセットアップを見出したと思う。今シーズンを好成績でフィニッシュできると私は確信している。そうなれば我々はさらに喜べるようになるからだ」
