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MotoGP ニュース

投稿日: 2022.08.27 15:18
更新日: 2022.08.28 15:44

中須賀がポール、岡本が2番手でヤマハがワン・ツー/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選

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MotoGP | 中須賀がポール、岡本が2番手でヤマハがワン・ツー/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選

8月27日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス予選が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がトップタイムを記録した。

朝から好天に恵まれた予選日。JSB1000クラスの予選が行われた午後には、強い日差しが路面温度を上げていた。

45分間のタイムアタック。セッション開始早々に中冨伸一(WaveinnR)の転倒で赤旗中断。5分ほどですぐに再開。直後に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が1分48秒373でリーダーボードのトップに浮上。榎戸育寛(SDG Honda Racing)が1分48秒943で追いかける。榎戸はシーズン前半をST車両で戦ってきたが、今大会は欠場の名越哲平(SDG Honda Racing)のJSBマシンで参戦している。

榎戸育寛(SDG Honda Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選
榎戸育寛(SDG Honda Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選

さらなるタイムアタック合戦が始まるかと思われた直後に、こともあろうかトップタイムの岡本が転倒。2度目の赤旗が出される。

オイル処理の後、セッションリスタート。中須賀が1分48秒990をマークして3番手に浮上。続いて亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が1分48秒904で2番手浮上する。

セッション残り10分を切ったところでアタック合戦が激しくなってきた。まずは渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が1分48秒758で2番手浮上。連続アタックを敢行した渡辺一樹は1分48秒748と自身のタイムを更新するも、岡本のタイムには届かない。

岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選

今度は榎戸が1分48秒656と2番手奪取。直後に中須賀が1分48秒150をマークして一気にトップ浮上。榎戸も1分48秒600と自身のタイムを更新するも3番手にとどまる。

タイムアタックはここまでで終了。中須賀のポールポジション獲得が決定。岡本が2番手でヤマハファクトリーが予選ワン・ツー。榎戸は3番手フロントロウ獲得となった。

中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/2022全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 予選

■JSB1000ポールポジション:中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「昨日のコンディションとはうって変わり、今日は路面温度が高くなってフィーリングをつかむのが難しかったです。岡本選手が非常にいいペースで走っていて、自分はそのタイムを必死に追いかけている状態でした」

「途中でタイヤを交換し、ようやくそのタイムを更新できたのでホッとしています。残念ながら岡本選手は転倒してしまい、怪我の状態はまだ分からないものの、ペースは速いですし、決勝は簡単にはいかないだろうなと思っています」

「夏の間、自分は鈴鹿8耐には出ませんでしたが、MotoGPやJSB1000のテストをしていたし、バイクに乗っていない時期はありません。走り込んでここに来ているし状態もいいです。岡本選手もいい状態で入っているので、怪我の状況は心配だけど、明日はふたりでいいレースがしたいです。ここは地元の応援も多いし、その分プレッシャーもあるけど、それにこたえられる準備はしてきています」


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