レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2022.08.28 18:10
更新日: 2022.08.28 18:20

渡辺一馬が2連勝。2位は國峰、スズキの津田は今季初表彰台/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | 渡辺一馬が2連勝。2位は國峰、スズキの津田は今季初表彰台/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2

 8月28日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が優勝した。2位は國峰啄磨(TOHO Racing)、3位は津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)となっている。渡辺は昨日のレース1に続いての2連勝となった。

 今大会は2レース制が導入されたST1000クラス。土曜日、日曜日と同じ時間帯に同じ周回数でのレースが設定された。

2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 スタートシーン
2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 スタートシーン
トップ争いをする渡辺一馬、國峰啄磨/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
トップ争いをする渡辺一馬、國峰啄磨/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2

 8月末ながら秋晴れといったレース日よりになった日曜日。好スタートを切ったのはポールシッター渡辺一馬。高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)、岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、國峰啄磨(TOHO Racing)と続く。

 戦いが激化するかと思われた次の瞬間、長谷川聖(MATSUBA RACING PROJECT&RS-ITOH)、松崎克哉(OTSUBOSANGYOU&NOZUKA)が転倒。これで赤旗が出される。

3番手を走る津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
3番手を走る津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2

 周回数が9周に減算されて再びスタートが切られる。再びホールショットを奪った渡辺一馬。國峰が背後につけてトップ争いを開始する。背後では津田が単独3番手走行の様相。4位争い集団は南本宗一郎(AKENO SPEEDYAMAHA)、石塚健(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)、岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)の4台で形成。

 4周目に集団トップに躍り出た高橋がペースを上げて津田との差を詰め始める。その高橋には岩戸が追従。南本、石塚は引き離される。

オートポリス2連勝の渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
オートポリス2連勝の渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2

 レース中盤、渡辺一馬はじわじわと國峰を引き離し始めた。そして、そのまま渡辺一馬がダブルウイン。國峰は悔しいダブル2位。津田は高橋と岩戸に背後を脅かされながらも3位表彰台を死守。新規チームに初表彰台をプレゼントした。

2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 トップ3
2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 トップ3

■渡辺一馬/Astemo Honda Dream SI Racing(レース2:優勝)
「昨日のレースを終えて、自分のペースが上がらなかった原因を考え、國峰選手に迫られたことに対する対策をチームと一緒に考えてセッティングを変えました。それが当たりました。その結果、最後は國峰選手を引き離せたので、チーム全員で勝ち取れた勝利です。チームメイトの作本選手もアドバイスをくれたので、参考にして、走りをアジャストしました。結果に残せてよかったです。今、ものすごくうれしいです」

■國峰啄磨/TOHO Racing(レース2:2位)
「まずは悔しいのひと言です。最後までついて行って、勝負ができればと思ったのですが、変更したセッティングが思ったよりもよくなかったです。途中で元に戻してついていこうと思ったのですが、残り3周で転びそうになったので、攻めきれずにペースを落としてしまいました。昨日よりもダメな内容なので、ただただ悔しいです」

■津田拓也/AutoRace Ube Racing Team(レース:3位)
「昨日のレースを見ていても、前のふたりが速いことは分かっていたので、スリップストリームをもらってついていくのが目標でした。しかし、スタート直後に予想外の石塚選手が出てきて、前の2台にじりじり離されてしまいました。それで、気持ちを切り替えて後ろを抑えることに集中しました。昨日はレース終盤にペースが落ちてしまったので、今日は落とさないようにセッティングを変更していました。ホンダ2台には負けたけれど、3位が獲れました。チームで勝ちとれた表彰台だと思います」

優勝した渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
優勝した渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 表彰式
2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2 表彰式
渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2
渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2


関連のニュース