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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.02.23 11:12
更新日: 2017.02.23 11:14

MotoGP:KTM、2018年からサテライトへのマシン供給を視野に

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MotoGP | MotoGP:KTM、2018年からサテライトへのマシン供給を視野に

 2017年からMotoGP最高峰クラスに新規参入するKTMは、18年シーズンからサテライトチームへマシンを供給することを目指しているようだ。

■優先事項は「ワークス体制強化」と「マシン供給準備」

 オーストリアを拠点とするKTMは15年10月に最高峰クラス用マシン『RC16』を公開。その後、16年最終戦バレンシアGPへのワイルドカード参戦などを経て、今季からフル参戦を開始する。

 参戦ライダーはポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスの2名。また、テストライダーのミカ・カリオがワイルドカード参戦することが予想されている。

 KTMのステファン・ピエールCEOによれば、チームは参戦2シーズン目となる18年に勢力を拡大することを視野に入れていると言う。

 MotoGPを運営するドルナスポーツと参戦各社が交わした最新の契約書では、最高峰クラスの全24グリッドを6つのメーカーで構成。各メーカーはワークスチームとサテライトチームから、各2台ずつ参戦させることが目標とされている。

 現時点ではKTMのほか、スズキ、アプリリアがワークスチームでのみの参戦だが、一方でドゥカティはワークス/サテライトあわせて8台のマシンをMotoGPクラスに送り込んでいる。

「参戦初年度はワークスチームに重点を置く」とピエールCEO。

MotoGPクラスに参戦するポル・エスパルガロ(左)とブラッドリー・スミス(右)
MotoGPクラスに参戦するポル・エスパルガロ(左)とブラッドリー・スミス(右)

「ドルナスポーツとは5年間契約を交わしており、参戦2年目からマシンとパーツをサテライトチームに供給することでも同意している。これが今後2年間の計画だよ」

「我々の優先事項はワークスチームの体制を整えること、そして、サテライトチームにマシンを供給する準備を整えることのふたつになるだろうね」

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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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