カワサキモータースジャパンは2023年6月20日、オフロード専用バイクKLX230R』『KLX230R S』の2024年モデルを発表、同年9月1日から発売する。メーカー希望小売価格は52万8000円（税込）。

　誰もが本格的なオフロードライディングを楽しめるように開発された『KLX230R』は、232cc空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載。低中回転域からの力強いトルクを生み出し、シンプルな構造でオフロード走破に理想的な設計となっている。

　コンパクトなセミダブルクレードルフレームは、オフロードライディングでの操縦安定性を実現しており、フロント250mm、リヤ251mmの大きなサスペンションストロークや、300mmという余裕あるロードクリアランスなど、オフロード走行に必要なスペックも充実している。樹脂製タンク、アルミニウム製スイングアームの装備によって実現した115kgという軽量な車体にフロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装備したこのモデルは、公道走行こそできないが、軽量、パワフル、扱いやすさを兼ね備えたオフロード専用モデルとなる。

　また、『KLX230R』のバリエーションモデルとなる『KLX230R S』は、エンジンとフレームは『KLX230R』のコンセプトをそのまま継承しつつ、サスペンションセッティングを変更することで、シート高を25ｍｍ低く設定。体格を問わず、より幅広いライダーが本格的なオフロードライディングを楽しめるモデルとなる。

　今回の変更箇所はカラーリングとグラフィックデザイン。カワサキの代名詞とも言える『ライムグリーン』のカラーリングは、2023年モデルではホワイトに配色されていたゼッケンプレートやサイドカバーもライムグリーンに変更。また、ホイールリムは、シルバーからブラックに変更された。さらに、新色の『バトルグレー』が追加されたことにより、2024年モデルは2色展開となる。