更新日: 2023.12.28 15:07
ベテラン佐々木孝太に挑む、ルーキーの卜部和久が感じたクルマづくりの重要性/F-Beの魅力を探る
国内で唯一、開発競争があるミドルフォーミュラの『JAF F4』は、2023年から『Beat=鼓動』を意味する新名称『Formula Beat(フォーミュラ・ビート/F-Be)』に生まれ変わった。auto sport本誌では昨年に引き続き、F-Beの魅力を探る『2023 F-Be CHANPIONSHIP PADDOCK NEWS』を掲載する。
2023年に新名称のF-Beへと名称を変更したJAF F4は、F3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラだ。初代チャンピオンの道上龍に始まり、塚越広大や平川亮、近年では角田裕毅や牧野任祐、大湯都史樹、太田格之進らが、このレースからトップカテゴリーへのステップアップを果たしている。
2023年第5回目となる『2023 F-Be CHANPIONSHIP PADDOCK NEWS Vol.5』では、今シーズンのグランドチャンピオンとなった佐々木孝太と、ランキング2位の卜部和久によるベテラン×ルーキー対談を実施。シーズンを振り返りながら、お互いの印象をふたりに聞いた。
決勝レースで後方から迫りくる佐々木の姿を、「うわ、やべえ、来たぞ」と感じていたと語る卜部は、2023年シーズンはデビュー大会の第2戦から4連勝、第6戦でも2位となる破竹の快進をみせた。そのなかで卜部は、「小さなさじ加減でもクルマは大きく変わる」ことを知り、シーズン途中から考え方を変えたという。そして、並行して参戦していたFIA-F4の第10戦SUGOでは初優勝を飾ることになる。F-Beでは最大のライバルとなった佐々木が語る卜部の姿などについては、下記のPDFを読んでほしい。