蘇武はブレーキを労わりながら走行を続けていたが、終盤の122周目に4位を走行していた車両がブレーキトラブルによりクラッシュを喫し、これで6位へ浮上。トップから5周遅れの134周、6位でゴールした。
これでポイントランキングはひとつ順位を落として4位となったが、最終戦へ向けて車両を整備しアウディ勢最上位のランキングを狙う。第6戦(最終戦)は、11月3~4日に岡山国際サーキットにおいて3時間レースとして開催される。
清瀧雄二
「初めてスタートを担当しました。ライバル勢に何とかついて行きたかったのですが、フルタンクでのスタートということもあり厳しいものがありました。もてぎは2度目の走行でしたが修行が足りませんね。最終戦は木曜日から走り始めて、何とかアウディ勢のトップランクで一年を締めくくれるよう頑張ります」
塚田利郎
「シビックは性能調整で60kgのウェイトを搭載しているのに、ブレーキパッド無交換で走りきりましたが、アウディ勢はブレーキを労っても全車交換と厳しいレースになりました。気持ちを入れ替えて最終戦に臨みます」
蘇武喜和
「交代した直後からタイヤがきついと感じましたが、タイヤのマネジメントはうまくできたと思います。ブレーキも労って走っていましたが最後はとてもきつかったですね。チームは初年度ですし、最終戦は意地を見せたいです」
渡辺忠司
「V字コーナーで前を走行していた車両をパスしようとしたところ、ブレーキングで失敗して押し出す形になってしまいました。相手チームには申し訳なく思います。今後に向けての課題にしていきます」